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あれから数日後、白雪姫と岡本さんが家に来る事になった。
警備が手薄なのをきっかけにカインが向こうに段取りを取ってくれた。
面倒だと言ってたのに随分と動くのを見てサーシャちゃんは『怪しい』と言いながらも朝から料理に気合いが入ってる。
それから何となく皆の態度がソワソワしてるのは暫く暮らしてるとなんだかわかっちゃう。
……やっぱり皆、本物の『白雪姫』と会いたいよね?
子供みたいだけど凄く面白くないと素直に思う……そんな事考える時点で子供なんだろうけどさ。
「はぁ……」
薪割りが終わってカインが寝泊まりしてる倉庫を見ても馬が居ないからカインも此処には居ないだろう……まぁ、それが解ってるから安心して薪割りしてるんだけど
何やらこの数日どこかに出掛ける事が多い。
「コイお姉さん何そんな所で黄昏てるの?」
「シーク?」
ボーッといつもの定位置の切株に座ってるとサボってる所を見られてしまった……
「薪割りも随分上手くなったね?これだけあれば冬も心配無いね」
ここでサボりを注意しない所がシークらしいな
「そうかな?またまだ全然役に立ってない」
「コイお姉さんは例え役に立ってなくても良いから」
「え?」
「アイツは王子として役に立って貰わないと困るけどコイお姉さんは違う。居るだけでニーチェやサーシャが喜んでる。俺だって嬉しいから」
シーク……またさらりと素敵な事を……
「でも……」
「居場所が無いとか思わないでね?これから白雪姫らしき姫は来るけどみんなはタダ緊張してるだけだし……イルーナや俺はとにかく元の姿に戻れる手掛りが欲しい。その姫の継母かコイお姉さんの思ってる通り実は味方かも知れないなら、あの魔女は誰なのか」
「シーク……なんかシークってば直ぐに私の考えてる事分かるね?」
いつも不安に思ってるとそれを取り除いてくれる
「それはコイお姉さんが好きだからね」
「もう……」
またそんな事をサラリと言われる
でもシークの発言には段々慣れてきて色恋0の私でもなんとかなってるかも
「流石にサーシャに注意されてるだけあるね?『タラシ』発言されてばっかだし」
サーシャちゃんのシークのタラシ話は良く寝る前に聞く……と言うよりは、まるで睡眠学習の様に。
『アイツはこのままの姿の方が良い』とか『博愛主義って最低よね』とか。
どうやら大きな姿の時随分被害を被ったらしい。
だから今の姐御肌のサーシャちゃんが完成されてるのかも知れない。
7人は皆兄妹なのかと思ったが実は違ってた。
シークとサーシャちゃんは双子。
後は従兄弟同士だったり ……通りで皆の顔が同じじゃないわけだ。
二卵性双生児とか聞いた事有るけどそれにしても似てないなって。




