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「王子は本当に……また話しましょう。そろそろ姫が帰ってくる頃だ…とりあえず彼女が本当に会う筈だった7人の小人に会えるように説得しよう。そうすれば姫の運命の相手の手掛りになるかも知れないからな…こちらの王子はもう自分はなるつもりが無いのは確実だしな」
岡本さんは少し笑いながら私を見た
何で笑ってるの?
あまりの私のパバラッチ野郎な態度にかな?
でもカインが王子にならないって…他に?
まだ白雪姫の王子候補って出て来るの?
もう何が何だかわからないわ…。
それから白雪姫は木ノ実の籠を持って家に帰ってきて私達の姿を見ると笑って挨拶をしてくれたんだけど……してくれたんだけどっ!
なんか怖く感じるのは何故?
綺麗な人が微笑んでると怖く感じる時々あると思うけど今は完全に怒ってると思う。
だって前みたいな変な感情にならないし、それに…ずっと私を見てる気がする。
「何だよ、今度は」
「だって…」
「別に構わないってか、そうしてくれてた方が…」
白雪姫の変な圧力を感じてカインの背中に身を隠す
「相変わらず仲が良いのね。それなのにどうして?」
「姫」
「また此処に来たの?」
白雪姫の顔は笑顔だけど声が怖いし 、完全にターゲットは私!
「えっと……運命の相手はその……王子だけじゃ無いと思うの。昨日会ったでしょ?イルーナ君、聞いたかも知れないけど彼は本当は小人じゃなくて大人の姿で……彼以外にも白雪姫と運命的に会う筈だった6人が居るのね?会えば何かその魔法の手懸かりとか解るかも……知れないなって…」
「だから?」
ううっ……なんて冷たい反応
でも負けない、臀部の痛みに戦って来たんだもの
「本来、会う筈だった7人が魔法を掛けられてるのよ……白雪姫の継母は……魔法が使えるでしょ?」
思わず『魔女』と言いそうになったけど言い方を変えた
「魔法ね、そんな綺麗な言葉じゃない…魔女みたいな呪文を唱えてたけど、それが継母がやった事だから協力しろって事?私には関係無いわ」
「……」
「それで私の運命の相手も探せるとか海が言ったのかしら?それなら私に何の利益も無いわね。私は城には帰らないし魔法を掛けられた事なんて知らない、此処で海と暮らしてる事が私の幸せなのよ」
「知らないって…」
言い返そうと思ったけど、少し冷静になれば白雪姫に何のメリットは無いんだ、私達に協力する事に
イルーナ君達が魔法掛けられた事も知らないし、知ってるの人物でも無いし物語みたいに一緒に暮らしてたわけじゃない




