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「そうですかね?」
表情が豊かか…確かに此処に来てたからと言うか白雪姫に会ってからのカインはいつも以上にやる気がなく感じたのは確かだ
「とりあえず戻った方が良い。俺は逃げないし、君とは話したい事が沢山有りそうだ」
「はぁ……絶対ですよ?」
ちょっとカインの良いなりになるのは癪だったけど仕方ない。
岡本さんの意見に賛成しておかなくちゃ、また白雪姫と姿を眩ませられては困る
それに岡本さんにまた剣を向けられるのも
「全く何怒ってるのよ?それより白雪姫は?」
「紅茶飲んでる」
「…あっそう」
「それより、こいつもコイと同じなのか?」
カインは私を見ながら岡本さんを睨んでる
そんなカインを気にする事なく岡本さんは軽く自己紹介をしてくれた。
岡本海さんは私と同じ社会人で25歳で自分もこの世界の事は何となく知ってるが少し様子がおかしい事に気付いてるって。
その時、私の名前もちゃんとコイさんって言ってくれた。
白雪姫と同じ名前で呼ばないでくれてホッとしてると家の中から声がする
「王子様?お姫様を取られてなかったかしら?」
「姫…」
「だって凄く心配そうにしてるんだもの、だから行った方が良いんじゃないって提案しただけよ。海も紅茶飲むでしょ?」
カインとは全く正反対の大人の余裕を醸し出してる白雪姫は岡本さんの側に来て当たり前の様に腕を組んで部屋に入って行く
「岡本さんは姫って呼んでるのね」
まるで夫婦の様な2人を私とカインは後ろから見つめてるけど…なんか変な感じ
「みたいだな」
大して気にしてない返事
「…あんたは姫って呼ばないわね?」
私の事も勿論『姫』とは呼ばないけど仮にも向こうは本当の姫だし、99%白雪姫なんだからもっと情熱的に……
「まだ本物かどうかわかんねーだろ」
「でもねぇ……」
「それに、向こうにはもう相手も存在してるし」
顎を岡本さんを指すのは良くないけど……確かに2人は仲が良さそう…でもちょっと違和感
「あっ!アンタ国同士の戦争が面倒で楽な方に逃げようとしてるわね?」
白雪姫が予言の姫じゃかったら戦争しなくても良いんだもんね?
「あれが本当に予言の姫なら戦う覚悟だよ、その為に俺は探してる……確かに面倒なのは嫌いだけど……でも俺には違う気がするだよ」
「はぁ?」
ヤバイ、つい話し方がヤンキーみたいになっちゃったよ……
格好いい事言ってるけどやっぱり面倒なのかよ
それで自分に言い訳してるだけじゃない……!




