130『【衝撃】愛宕百韻は、信長公認だった!』
※すいません、もう少し連歌続きます。
○公認連歌興行と、光秀全句から始まる、新しい百韻考察
奉納された連歌を、主君織田信長が後で見るかも知れない。
愛宕神社には、主君の後継者信忠がいる。
この前提から連歌興行を見直してみると、
――重大な事実、そう《真実》が解ります!
つまり、そうここから導かれる答えは――
この連歌興行は《織田政権公認》であったという結論となります!
……まぁ、そもそも織田政権の支配地にある愛宕神社での連歌興行なので当然ともいえますが。
――この《信長公認》という大前提から、光秀の詠んだ15句を中心に『愛宕百韻』を見直してみます。
当然、連歌は前の句との関連性も考えなから即興で詠い上げるものなので、光秀の句の前に詠んだ者の句等も、関わりがありそうなものは解釈してみます。
連歌知識の全く無い拙者では解釈できないものもありますが。
(※句の上の数字は、詠われた句の順番)
01 ときは 今あめが下しる 五月かな 光秀
02 水上まさる庭のまつ山 行祐
――この01の光秀の句は、前述した通り、
――この五月に誕生祭で祝福された信長様が、皆のために命を捨てることで、天下の人々が平和を知る時が来たのだ!
という、信長による『福音書』計画に対する、実行者としての光秀の決意表明となる。
02の「水上まさる庭」は、「庭」が古来より朝廷を表す言葉なので“朝廷を上回る”と解釈でき、
それを踏まえ「まつ山」とは、天皇の安土行幸を待つ山――
つまり、天皇の行幸の間である、信長が居城安土城の『本丸御殿』がある――『安土山』を指す。
そう、この連歌興行が、《織田政権公認》の連歌会であるなら、その会の主催者である愛宕山西之坊威徳院の住職・行祐も当然『信長派』と考えられる。
つまり、行祐が信長による『福音書計画』をどこまで知っていたかは解らないが――
この句は、まず間違いなく――
信長による『天皇制補完計画』を詠んだ句である。
そう、そして01と02の句で――
ときは今あめが下しる五月かな
水上まさる庭の夏山
となるので、この一首の解釈は――
信長による『福音書計画』が実行される時が来たのだ!
そう、天皇行幸の間完成により、天皇を超越した――
そう天下統一間近の絶大なる権力と天皇の行幸で完全に天皇を超越する――
そう神に、《唯一絶対神》にもっとも近い男が、その命を捨てる時――
大いなる《奇跡》が訪れるからである。
――と、驚くことに……
この一首は、本作のここまでのダイジェストにもなってしまうのである。
――ということで、読者様には信じられないかもしれないが、
信長公認の連歌興行として、
この『愛宕百韻』の明智光秀の句を中心に解釈すると、
そのほとんど全てが、見事に――
信長による『エヴァンゲリオン計画』を指し示している内容になるのである。
――次回『真実の愛宕百韻』
百韻の謎が全て解かれる時、新たなら世界が舞い降りる!
乞う、ご期待!




