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第50話 真ノ世界

 美癒の力の増幅は止まらず大地に亀裂を走らせ建物が崩壊し始めると、空間にすら歪みや亀裂が走り不安定な異次元を作り始めていた。

 これから何が始まり、何が起こるのか。誰もが息を呑みその時を待つ状況の中、ゼオスは薄っすらと笑みを浮かべる。

 美癒の覚醒により世界が変わる、ゼオスはそう信じながら美癒を見つめていた。

 だが……空は違った。

 思うに、この状況の中でただ一つ言える事が有るとすれば、これはゼオスが望んでいた『覚醒』などではないということ。

(これは覚醒なんかじゃない……これはただ、無限の可能性という力が招いた『暴走』だ……ッ!)

 一刻も早く美癒の力を止めたいものの、美癒から爆発するように放たれ続ける魔力に空は立っていられるのもやっとであり、一歩も近づく事が出来なかった。 


 そして時は来た、大地と天空に広がっていた巨大な魔法陣が消滅する。

 それと同時に美癒から発せられていた光は消え、戦場の中央には先程まで身に着けていた純白の魔装着とは別に美しい羽衣を身に纏う美癒の姿があった。

 怒り悲しみ憎しみ、どの感情が今の美癒を支配しているのかは分からない、もしかすればその全ての感情が入り混じっているのかもしれない。

 それでも今の美癒は何も表情を浮かべず、その目は虚ろで完全に精気を失っているものの、じっと目の前に立っているゼオスを見つめていた。

 その視線に応えるようにゼオスもまた美癒から視線を逸らさず真っ直ぐ見つめていると、嬉しそうに喋り始めた。

「これで準備は良さそうだね、それじゃあ始めようか。今から一分以内に彼女達を───」

 ゼオスの言葉を聞き終えるよりも早く美癒は拘束されていた桜達に手を向けると、拘束していたカードが一瞬で光と化し塵のように散ってしまう。

 拘束を解かれた三人はその場に倒れると、それに気付いたゼオスが不思議そうに呟いた。

「……おや?」

 まだ最後まで言っていないはず……一瞬、何が起きたのかを理解出来なかった───そう思わせるようにゼオスが首を傾げて惚けた直後、ゼオスは手元にカードを召喚してみせると即座にそれを美癒に向けて突き出した。

 カードから放たれる攻撃魔法、それも魔力を強力に圧縮した矛を召喚し美癒目掛け音速で放出されていた。

 矛の速度は肉眼で確認出来ない程速く、空気を切り裂きながら美癒に直撃しようとした。

 だが、美癒は左手に小さな盾を召喚してみせると、軽く左手を前に出し僅かに盾を構えただけで矛を受け止めてしまう。

 するとゼオスは、攻撃が防がれたというのに笑みを浮かべて指を鳴らしてみせた。

 その瞬間、美癒の盾に触れた矛が強烈な閃光を放ち爆発を起こすと、辺り一帯が爆風により吹き飛んでしまう。

 それは今まで見てきたゼオスの魔法の中でも一番強力に見えた為、空や桜、鈴は息を呑んで固まってしまう。

 爆発により辺りは煙に包まれる中、一閃の光が煙を切り裂いた瞬間、視界を遮る邪魔な煙を掻き消し右手に一本の剣を握り締める美癒が立っていた。

 その衣服には一つの汚れも無く、右手に剣、左手に盾を付けた勇ましい姿で美癒は平然とその場に立っている。


 本当にあの美癒なのか……? そう見間違えるような姿を見て空だけでなく桜や鈴も焦り始めていた。

 以前は白いステッキを両手に魔法を皆の為に使いたいと言っていた美癒が、今では純白の盾と剣を握り締め戦う姿勢を見せている。

 どんな状況に立たされても他者を傷つける事の無かった美癒が今、初めて自分の力で『戦う』事を決めたのだ、その覚悟がどれ程のものなのかなど三人には十分に理解していた。

 しかし三人の心境とは裏腹にゼオスは大満足の様子で笑みを浮かべ両手を広げると、高らかに語り始めた。

「素晴らしいッ!! これが君の本当の力の『一部』なんだね、思う存分発揮するといい。私達も……全力で相手になるよ」

 ゼオスがそう言って目を光らせた直後、今まで黙って見ていたベインとタクマが行動を開始する。

 タクマは上空に飛び自分の周りに無数の剣を召喚すると、微動だにしない美癒目掛けて一斉に放ち始めた。

「おりゃりゃりゃりゃーーーっ!」

 つい先程まで空に攻撃され動けなかったタクマだったが既に傷は回復しており容赦無く攻撃をしていく。

 すると美癒は少しだけ見上げた後、無数に降り注ぐ剣を見つめるだけで何もしようとしない。

 だが、不思議な事にその状況を見ても誰も美癒が危険な状況に立たされているとは思えなかった。

 美癒の右手が微かに上がる、それは剣を振り上げる動作だが、そのゆっくりとした動きはとても攻撃や防御のようなものには見えない。

 しかし振り上げられた剣から激しい斬光が放たれると、無数の剣を瞬く間に飲み込み塵へと変え、その斬撃の速さにタクマは回避はおろか防御も出来ず空中に漂ったまま光に飲み込まれてしまう。

「あ……れ?」

 光が消えた後、タクマは空中に浮いたまま目を丸くしており、自分の身に何が起きたのかが理解出来なかった。

「力、が……」

 それだけ言うとタクマの浮いてた体は垂直に落下し地面に落ちてしまい全く身動きが取れなくなってしまう。

 その時、美癒の背後からはもう一人に刺客『ベイン』が金棒を握り締めたまま弾丸のようなスピードで近づいて来ていた。

 手に握られた金棒からは夥しい魔力が漂っており、その異様な魔力に思わずヴォルフが声を上げた。

「あれはマズイッ、避けろ女ァッ!!」

 ベインと戦っていたヴォルフだからこそ、その魔法の危険性を理解していた。

 しかし美癒にはヴォルフの声が届いていないのか、忠告を聞いてもなお先程と同様に全く避ける気配が無い。

 そしてベインが金棒を美癒目掛け振り下ろした直後、美癒はふと後ろに振り返り左手の盾でその金棒の一撃を防御してみせた。

 だがその瞬間、ベインはニヤリと笑みを浮かべた直後、金棒に籠められていた魔力が解放され、辺り一帯を跡形も無く吹き飛ばしてしまう程の大爆発が起こる。

「ギャハハハハハッ! やっりぃいいい~! 木っ端微塵だぜェ?」

 爆発の影響で辺りは煙に包まれ視界が悪いが、ベインは確かな手応えを感じ浮かれていた。

 流石の美癒でもあの一撃を受けて無事な訳が無い……そうヴォルフが思った直後、辺りを漂っていた煙が拡散し消えてなくなると、そこには足元だけ綺麗な地面が広がる場所で悠々とした態度で立っている美癒がいた。

  僅かに髪を靡かせながら虚ろな瞳で冷たい視線を送り続ける美癒、その姿を見て思わずベインの口から言葉が漏れた。

「……あ?」

 全くの無傷、それも汚れ一つ付いていない美癒の姿にベインが思わず首を傾げると、手に持っていた金棒に亀裂が入り粉々に砕け散ってしまう。

「は……?」

 意味が分からない、理解出来ない───その思考を最後に、レジスタルを完全に破壊されたベインはそのまま力無くその場に倒れてしまった。


 これが覚醒した美癒の力。

 最早相手になる者などいないのではないかと思う程、その力の強さは確立していた。

 だがその力を見て空達が安心するかと言えば違う、美癒が美癒でなくなるような感覚に皆は胸を締め付けられる思いであり、一刻も早く美癒を止めたい一心だった。

 そして、その一部始終を見ていたゼオスは腕を組みながら美癒を見つめていると、少し残念そうに喋り始める。

「ん~、彼等では君の力を存分に発揮出来そうにないね。やはり私が直々に相手になる必要があるみたいだ」

 美癒の力を見ても尚臆さず前に進み始めるゼオスは、両手に束のように数十枚のカードを召喚し自分の周りにばら撒くと、一部のカードが上空へと向かいまるで美癒を囲うように四方に飛び散って行く。

「君にこれが防げるかい?」

 そのカードから魔法陣が浮かび上がり光を放ち美癒目掛けて魔法が放たれようとした瞬間、美癒の額に白い魔法陣が浮かび上がると、美癒の周りに無数の狙撃銃ライフルが現れ始める。

 白く美しい狙撃銃は一斉にカードへと銃口を向けると、合図も無しに一斉に射撃を始める。

 銃口からは白い光線のような魔法を放ち、カードから魔法が放たれる前に次々とカードを掻き消していくと、それを見ていたゼオスは手元から一枚の黒いカードを召喚し美癒へと向けた。

 直後にゼオスの目の前に巨大な魔法陣が現れると、その陣の中からは巨大な魔獣の腕だけが召喚され鋭利な爪を立てながら美癒へと迫っていく。

 すると美癒は両手を合わせ剣と盾を重ねると、剣と盾が光ったかと思えばその手元には美癒を軽く上回る程の大剣が召喚されており、大剣を大きく振り下ろし迫り来る魔獣の腕を切り裂いてみせた。

 ゼオスの攻撃を悉く無力化していく美癒、だがゼオスの攻撃は更に続いていた。

 遠距離、中距離の攻撃は効かない。ならばと思いゼオスは細剣を握り締めたまま美癒へと接近すると、美癒目掛け細剣を振り下ろす。

 それを見た美癒は手元の大剣を消し再び剣と盾を召喚すると、ゼオスの細剣を簡単に受け止めて見せる。

 ゼオスは力を籠めて剣を振るうものの受け止められ続ける攻撃なのだが、防御する美癒の細い腕には全く力が籠もっていないのが分かる。

「不思議なものだ、本来レジスタルで作られる武器の種類は一つのはず。それなのに君のレジスタルは変幻自在に姿形を変えるんだね」

 そう言ってゼオスは巧みな剣術で襲いかかると、美癒は剣と盾を使いそのゼオスの攻撃に真っ向から対応しはじめた。

 剣や盾など使ったことすらない美癒、それこそ戦闘経験は皆無だと言うのに美癒の動きは素人の動きではなく、それこそ空を圧倒したゼオスの動きについてきていた。

 それも、美癒はその場から一歩も動いていないというのに───。

「私のレジスタルが君のレジスタルに触れる度に力の強さが伝わってくるよ、並の魔法使いでは武器を交えただけでやられてしまうね」

 未だに余裕の笑みを浮かべるゼオスは一旦美癒との距離を取ると、手元から細剣を消して両手を広げた。

「さてと、準備は終わった」

 遠距離、中距離、近距離、その全ての攻撃が通用しなかった事にゼオスは動揺しない。

 むしろ先程の攻撃程度で美癒を傷つけられるとは思っておらず、全てはある魔法を発動する為の時間稼ぎに過ぎなかった。

 最初の攻撃の際、ゼオスがばら撒いたカードの全てが美癒の四方を囲った訳ではない、その足元、そして遥か上空にある大気圏にまでカードは飛んでおり、既に魔法の発動条件は成立していた。

 地上にばら撒かれたカードが突如光り出し一瞬で美癒を囲い始めると、カード同士が黒い光の鎖を繋げ美癒を囲い始める。

 その鎖は直接美癒の体を縛るものではないが、美癒の動きと魔力を制限する効果があり、その力で今まで一歩も動かなかった美癒が初めてその場に膝を突いてしまう。

 今の美癒ですら膝を突かせる程の拘束魔法、そしてその遥か上空では六芒星の魔法陣を広げ美癒へと照準を定めた力が解放される。

「多少は傷付いてもらうよ───『シュクリスドット』」

 ゼオスが呪文を呟いた後、魔法は発動され大気圏に浮かび上がる六芒星の陣から黒く蠢く闇の力が落ちてくる。

 その大きさは美癒だけでなくその場一体をも飲み込むだろう、それはゼオスも例外ではないのだが、ゼオスは自分が放った魔法よりも美癒を見つめ続け様子を伺っていた。

 このままでは皆が死ぬ───今まで膝を突いていた美癒が何事も無かったかのように立ち上がると、美癒の周りに繋がれていた鎖が砕け散り、跡形も無く消えてしまう。

 そして美癒は上空を見上げ両手の剣と盾を重ね合わせると、剣と盾は光を放ち巨大なキャノン砲へと変身を遂げ大きな砲口を迫り来る魔法へと向けた。

 引き金は引かれ、砲口からは莫大な魔力が放たれる。

 魔法の衝撃波に辺りは突風に包まれ、皆は吹き飛ばされないようにその場に踏み止まるが、美癒は澄ました表情で立ち続ける。

 砲口から放たれた光の魔法はゼオスが放った魔法を上回る大きさであり、その魔法を難なく飲み込むと六芒星の魔法陣ごと呑み込み無力化してしまう。

 それでも光が消える事は無い、まるで流星のように魔法は大気圏を抜け宇宙に出ると、そのまま視認出来ない程の彼方まで飛んで行ってしまう。

 攻撃を防いだ美癒は両手のキャノン砲を消し再び剣と盾に戻すと、何事も無かったかのように前を見つめゼオスに視線を向けた。

 つい先程、自分達所かこの場が消滅するかもしれない魔法を放たれたというのに、この余裕の態度は一体何を表しているのか……ゼオスは自分の魔法を悉く掻き消していく美癒を見て思わず笑ってしまう。

「……ふふっ、私の魔法すら凌駕するとは───っ!!?」

 突如ゼオスは自分の腹部に衝撃が走ると、腹部を殴り終えた美癒が裏拳を放ち左手の盾でゼオスの顔面を殴り飛ばす。

「ぐっ……!?」

 容赦無い鉄拳を浴びせ、諸に直撃を食らったゼオスは殴り飛ばされ瓦礫にぶつかると、自分の頬を摩りながら口を開いた。

「驚いたね……この私に傷を付けるなんて……」

 美癒の動き所か気配すら全く掴めなかった、ゼオスは想像以上の美癒の超越ぶりに心底驚いていると、今まで沈黙を貫いていた美癒が徐に口を開いた。

「私言ったよね」

 冷たい声がハッキリと耳に聞こえてくる、その言葉には一切の感情が篭っておらず、淡々とした口調だった。

「貴方だけは、絶対に許さないって」

「ついさっきまで戦う事を拒み悲しむ事しか出来なかった少女が、今では復讐の為に剣を振るう……か」

 ゼオスはそれだけ言うと手元からカードを消し構えを解くと、力無く倒れているベリーチェに視線を向けた。

「君はどうしてベリーチェがノートに拘るか知っているかい?」

 その唐突な問いかけに美癒は答えないものの、ゼオスは勝手にベリーチェの過去を語り出した。

「ベリーチェには過去に幼い妹がいたんだ。けど、妹は国家同士の戦争に巻き込まれ、逃げ遅れて死んでしまったらしい……そしてノートはその妹に似ていた、だからノートを死んだ妹と重ねて接していたんだ、単純な話だね。今だから言うけどその戦争を起こしたのは私なんだ」

 その余りにもさり気無く重みの無い言い方に空達は一瞬ゼオスの言葉が理解出来なかったが、その事実を頭が理解すると同時に愕然とした。

 どうしてここまで平然とそのような言葉を言えるのか……ゼオスの話しを聞いていた桜と鈴は胸の中に嫌悪と怒りが渦巻き、空は今一度このゼオスという男が歪んだ存在だと気付く。

「戦争は良い、皆が皆勝つ為生きる為に全力で力を揮う。生への渇望は可能性を生み力を成就させる。一番手っ取り早い方法だからね」

 まるで美癒の事を言っているかのようにゼオスは薄っすらと笑みを浮かべると、再び言葉を続けていく。

「美癒、私はノートやベリーチェのように何千何万といった人間を利用している。この世界にいた素質のある人間も全て私が捕らえてある、後に私の優秀な兵士として育て上げる為にね」

 今一度自分がどのような存在なのかを美癒に語りかけると、ゼオスは右手の掌を開きその手を見つめながら言葉を進める。

「これで分かったかな、世界とは一部の存在が歪める事で醜く朽ち果てていく……それがこの世界の揺ぎ無い現実さ。尤も、綺麗な世界なんて無いようなものだけど……それでも君は世界をより良くしたいかい? ならば君の力で私を殺すがいい、そうしなければ掴み取れない世界があるというのを君にこの身をもって教えてあげよう」

「うん、殺す」

 それは即答だった。

 本当にゼオスの言葉を聞いていたのかどうかも分からない程美癒の表情は落ち着いていた……だが、次第にその表情が崩れ始める。

「私の力で、世界を……皆を……守る、為に……」

 まるで苦痛に耐えるかのように美癒は苦しそうに呟くと、大きく頭を横に振り言い続けた。

「殺す……殺す……ッ!」

 優しい世界、楽しい世界、平和な世界、その全ての世界を望むのなら、邪魔は存在は排除しなければならない。

 悪の権化、元凶、その全てを排除し、もう二度とこのような事が起きない為に───。

「あ゛ああああああああああああッ!!!」

 美癒は両手で剣を握り締め叫ぶと、光を纏い僅かに宙に浮き一直線にゼオスの元へと剣を突き立て突進しはじめた。

 その姿を見て覚悟を決めたのか、ゼオスはその美癒の一撃を受け入れるかのように両手を広げてみせる。

「魔法とは素晴らしいだろう? こうやって君の力で世界を変えられるのだからね」

 ゼオスが消える事で世界は変わる、それを実現できる力を今の美癒は持っている。

 今まで人を傷つけ戦う事も出来なかった美癒が今、殺意を剥き出しにして一人の人間を殺そうとしている。

 その剣を止められる者は誰もいない、美癒の光の剣は軽々と、そして呆気無く胸を貫いてみせた。



「───え……?」

 ふと美癒の口から言葉が漏れる。

 その呆気に取られた表情は美癒だけでなく、ゼオスもまた同様の表情をしていた。

 何故、如何して……? その場にいた者誰もがそう思っただろう。

 胸を剣で貫かれたのはゼオスではなく、そのゼオスの前に立ち両手を広げ美癒を受け止めるように立った風霧空だったのだから。

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