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竹中半兵衛が亡くなった日(九月二十七日)

 ごちゃごちゃしていますが、実在の方の名前とか出て来ますので苦手な方はご注意下さいませ。



 珍しいメンバーで会話しているなと思う。遥くんもいるんだけど、今日は試作の料理を持参してくれた晃(あきら)くんも来ている。そこに、絵美から通話が入ったのだ。それは、先日、マエケンさんが完封勝利を決めたんだけど、平日なこともあって、メッセージのやり取りだけで終わったからだ。今日は休みなので、遥くんたちは遊びに来てくれて、絵美は通話して来たというわけだ。


 今日は、竹中半兵衛と言う戦国武将の命日なようで、絵美さんがすごく饒舌だ。話を聞いてくれる遥くんに一任したら嘉くんに笑われた。でも、嘉(よし)くんも興味無いよね。絵美って、毛利家だけが好きだと思っていたんだけど、それだと、学くんと会話が一方的になっちゃうよね。お互いの好きな武将について話すことがあるので、色んな武将に詳しいようだ。絵美の場合は、半分はゲームの知識もはいっているようだ。だって、遥くんもゲームするから、今度一緒に遊ぼうと言っているが実現していない。



 竹中半兵衛は、通称で竹中重治が本当の名前らしい。羽柴秀吉、後の豊臣秀吉の参謀として活躍し、黒田孝高、黒田官兵衛とともに「両兵衛」「二兵衛」と称された。しかし、軍功に関する逸話や美談の多くは後世の創作によるものと見られ、史実上の実像が不明瞭な人物だそうだ。


 それと、今日は羽生善治さんの誕生日だ、と行ったのは晃くんだ。羽生さんって、将棋の棋士の人だよね。竹中半兵衛は詳しく知らないけど、羽生さんは知っている。

 ちょっと待って。晃くん本当に多趣味だね。歌舞伎や落語も好きだし、相撲も見るって言ってた。囲碁なら知っているって、言うけど、絵美さん囲碁は漫画の影響ですよね。



『ルールは知ってる。勝てるかは微妙だけどね』

「そこ、威張るところじゃないだろう」

『えー、麻衣には勝てるよ?』

「私、一度も絵美と対戦したこと無いんだけど」



 じゃあ、俺とやろう、と言った晃くん。え、囲碁も出来るんだ。知らなかったよ。将棋だけじゃないんだ。ボードゲームの類は色々と好きなのは知っているけど、将棋や囲碁もなんだね。



「晃くん、すごいな」

「運動は出来ないけどな」



 ぼそりと呟いた遥くんの手にあった、お菓子を取り上げて「悪かったな」と晃くんが呟く。晃くん、料理だけじゃ無くて、今日はお菓子付きだ。クッキーがいっぱいある。これ全部、食べれないから、遥くんが食べてくれて助かるよ。

 ああ、そう言えばそうだったね。晃くんは、運動が苦手で、ゲームが好きな人だった。運動もゲームの苦手な私とは違う。



『晃くんの、お菓子いいなー』

「いいだろう」

『遥くん、ずるーい』



 なんで、遥が威張っているかな、と嘉くんは笑っている。はは、確かに絵美は遥くんの実家のお菓子は食べたことあるけど、晃くんの料理は食べたことはない。東京に来たときも、晃くんは一緒ではなかったね。



「いつかね」

『あはは、それ、遥くんとのゲームと一緒で、実現しないやつかもしれない』



 確かにそうかもしれない。これは、本格的に考えないといけないかな。



 2026/09/27 活動報告掲載

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