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敬老の日(九月二十一日)



 今年もお祝いを古川家に持って行ったら、笑われた。だって、うちはおじいちゃんもおばあちゃんもすでにいないからね。嘉くんのところもそうだ。なので、お祝いは遥くんのおじいさんおばあさんに持って行くんだ。



「それで、今回も無くなるものなのな」

「うん、その方が良いと思うからね」



 持って来たのは、気に入ってくれた、喜久水庵の喜久福にした。おじいさんは、これは作ることはしていないようで、やっぱり、喜久福が一番だと言っている。気に入ってくれて嬉しいね。



「でもさ、嬉しいだけど、こっちから持って行くのに、おじいさんからもらうのはどうかなって思うんだよね」

「じいさん、喜んでいるんだよ。もらっとけ」

「うん、ありがとう」



 今日のも、私が来るからって言うから、新しく作ってくれたようだ。栗が好きって言ったら、まさかのモンブランが出てきて驚いた。栗の和菓子が出てくると思ったんだけどな。でも、作ってくれてありがとうございます。遥くんは、美味しいお茶を淹れてくれたんだけど、嘉(よし)くんはそれだけしかしないよねって言ってた。



 2026/09/21 活動報告掲載

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