晃くんの誕生日(八月十五日)
みんな、色んなことを考えるようで、今年は何をやろうかなと呟いたのは、遥くんだ。ところで、なんでここで作戦会議しているかな。今日は、午前中に打ち合わせがあって、レーゲンボーゲンの二人がうちの事務所に来ていた。私だけじゃなくて、聖良ちゃんも呼び出されたわけだ。そして、確認を取っている。
「アキの誕生日何かするの?」
「どうでしょう。実はその日、私離せない仕事が入っていて、ごめんなさい、って言っていたんですよね」
「そっか、じゃあ、プレゼントとかは事前に?」
「はい、その予定です」
「そっか、じゃあ、その日は空いてるんだな」
「そうなります。何も聞いていないので」
「聖良ちゃんの情報が確実で助かる」
付き合っているなら、晃くんの予定は知っているよね。晃くんの誕生日の日は残念なことに、聖良ちゃんは仕事だ。確か、名古屋に行くって言ってたかな。なので、晃くんへの誕生日プレゼントは前日になるようだ。
「なにか、持っていく?」
「ああ、タスクとソウにも聞いてみる」
「相変わらず、つるむの好きだよね」
嘉くん、そう言ってちょっと呆れている。昔から仲が良くて、嘉くんはそこまでじゃ無いけど、三人は毎日のようにどこかの部屋で集まって色々とやっているようだ。そして、遥くんからの毎年のプレゼントは基本はボードゲームだと言うことだ。
「また、ゲームするんでしょ」
「嘉はどうする?」
「行っても良いけど、麻衣も仕事だよ」
「麻衣ちゃんもその日仕事か」
そうなんだよね、実は大阪でイベントに参加するんだけど、その日は午後からなので泊まりになる。なので、晃くんの誕生日パーティーには行けない。聖良ちゃんも私も遠慮すると、愛夢ちゃんや奏子ちゃんも遠慮するんじゃないかな。
「男子会にするか」
「楽しんで来て」
「…まだ、アキに何も言ってないけどね」
確かにそうだ。お土産に何か買って行くよ、と言ったら、晃にも、って言われた。私、野菜をプレゼントに流用したけど、お土産もそうしたら、また、みんなにこれから突っ込まれることになりそうだ。
2026/09/15 活動報告掲載




