NPB通算100勝達成
特定の球団と選手名が出て来ますので苦手な方はご注意下さいませ。
わしほー、って嬉しそうに絵美が通話してきた。ちょっと待って。雨降ってない? 雨降ってるのに試合してるだ。
『麻衣、おばんですー!』
「絵美、飲んでる?」
『勝利の美酒でっす』
「勝利って、絵美が勝ったわけじゃないでしょ」
『でも、いいの!』
「嘉くん、カープ負けて悔しそうなんだけど?」
『あ…』
「まいいや。今日は、マエケンさんだっけ、先発」
『そうなの!』
どうやら、今日勝つことが出来れば、NPB通算100勝目だったようだ。そして、勝ったというわけだ。
楽天7―2オリックス
楽天の前田健太投手が7回7安打2失点の好投で、史上145人目となるNPB通算100勝目を挙げた。「あと1勝ってことはわかってたので、こうやってホームの登板で迎えた時になんとか今日決めたいと思っていたので、皆さんの前で決めることができてほんとに嬉しいです」と声を弾ませた。
約1か月ぶりの1軍マウンド。立ち上がりは好発進だった。1、2回はいずれも3者凡退で無失点。最速151キロの直球にスライダーを交えて、打者を封じた。
両チーム無得点の4回に均衡が破られた。好投していた前田健だったが、1死一塁から紅林に左翼席へ2ラン被弾。先制点を献上した。直後に雨が強まり、2死二塁となり、試合が中断した。33分の中断を挟んで再開。集中力を切らさずにピンチを切り抜けた。「正直ツーラン打たれてそのあとピンチ作りましたけど、中断のおかげで1回時間が空いて、冷静になれた。そこの中断で気持ちを切り替えられたのは僕的には大きかったですね。あそこからもう一回気持ちを入れ直して投げることができたんで、いい時間になりました」と語った。
6回は1死一塁でけん制でアウトを奪った。流れを引き寄せるプレー。「あそこは大きかったですね」と振り返り、「ゴールデン・グラブ賞の投票を」と冗談を交えて笑った。
ベテランの力投に打線も応えた。2点を追う6回に黒川が反撃のソロ。さらに無死満塁でマッカスカーが満塁アーチを放って、逆転に成功。白星をプレゼントした。
ご丁寧にニュースのサイトのリンクも送ってくれた。
『塁くんも活躍したんだよ!』
『ああ、宗山くんか』
『うん!』
いつの間にか、名前呼びになっている。早川投手も『たかぴー』って呼んでいたしね。まぁ、今日は大目に見るよ、って嘉くん、どんな上から目線なの。
「嘉くんも、マエケンさんが勝ったのは、嬉しいようだよ」
カープが負けたのは、悔しけど、マエケンさんが勝ったのは、嬉しいカープファンが他にもいそうだね。
『あ、それと、育英勝った』
「絵美、ついでのように言わないで」
『古川くんが、が9回119球を投げて5安打無失点で完封勝利だったよ。その古川くん二年生だって、すごいよね』
すごいな、育英。
2026/08/13 活動報告掲載




