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世界禁煙デー(五月三十一日)



 世界禁煙デーは、世界保健機関が制定した禁煙を推進するための記念日だそうだ。毎年五月三十一日が世界禁煙デーとなっていて、国際デーの一つだ。


 たばこを吸う人が実家にいる頃は、近くにいなかったけど、大人になって、食事を共にすることが増えると、たばこの匂いが気になり始めた。付き合っていた人たちは、たばこは吸わなかったけれど、事務所のスタッフにはいたし、仕事関係の付き合いで、飲みに行くことも増えたの一緒になることもあった。今じゃ、たばこが吸えるお店が減ったね。減ったのであって、無くなったわけではない。なので、あの時、嘉(よし)くんは、たばこが吸えるお店だったこともあり、たばこを吸っていた。



「前に、麻衣が俺を心配して、たばこをやめて欲しいって言ったよね」

「うん、言ったね」

「あの時の、たばこをやめて欲しいって、言ったのにやめてもらえなかった人って知り合い?」

「知り合いのお父さんだね」



 踏み込んで良いのか、考えているようだった。うん、知り合いって言ったけど、本当は、友人のお父さんが正しいかな。友人って言ってもクラスメイトって言うだけだった。これは、絵美からの又聞きだ。素直に理由を言うと「そっか」とだけ返ってきた。



「あの時は、詳しく言わなくてごめんなさい。もしかして、私の身近な人だと思ったよね」

「うん」

「心配してくれて、ありがとう。受動喫煙とかじゃないよ」

「吸ってた身からすれば、心配されるの、俺の方なのに。俺もごめん」



 ほっとしたようだった。それと、もう一つ聞かれた。私が、お酒が好きなのに、何故、お酒を出すお店に行かなかったのか。ああ、それ、単に家で飲むのが好きだって言うだけだ。これは、たばこは関係無いね。



「たばこ、吸う人が多いからかなって思った」

「それなら、個室のある場所選べば良いし、嘉くんたちとは個室のある部屋にしているよね」



 最近は、事務所での飲み会にも参加するようになって、社長は、たばこは喫煙所があるところを選んでくれる。実は、社長もたばこを吸う人で孫が生まれると完全に禁煙した。孫さまさまだよね。



「私は助かってるよ」

「うん、俺も麻衣と出掛けられて嬉しい」



 まぁ、嘉くんと遥くんは、私がたばこを気にするかしないか、関係無しに誘ってくるんだけどね。



 身体のためには、やっぱり、吸わない方が良いね。



 2026/05/31 活動報告掲載

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