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パーティー 8

めちゃくちゃ色んな事考えてると食べ物と飲み物の名前が混ざってきてめちゃくちゃ名前確認しながら書くことになった

読者の皆さんはどれくらい覚えてますかね……?


 「大丈夫?ウィーナ、どこか辛くなってたり……」

 クリュッセルとロゼールが手を差し伸べ、それにウィーナが答える

 「え、えぇ。一応治癒魔法は唱えて貰いましたので……」

 「そう、それなら良かった。だけど、本当に大丈夫なの?」

 ウィーナにラスティークが問いかける。ウィーナとロゼールは首を傾げた

 「えぇ、傷は確かに治ったかもしれないけれど、言われた言葉で心が傷付いているのではなくって?」

 「ま、まさか……!大丈夫ですよ!それに、グレイス公爵令嬢の言葉も一般認識として正しい事ですし、それに、私は元々……」

 下を俯き気味にそう返すとクリュッセルは顔を両手で挟んで上を向かせる

 「だから、私たちは貴方を捨てるなんて事はしませんわ!第一に友人にそんなことするなんて有り得ませんもの!ねぇ、ロゼールはどう思うの?」

 「ふぇっ!?わ、私ですか!?……私はウィーナがそれでいいなら良いと思いますわ。だって私たちはお友達なのですから。けれど……先程のあまりな物言いに惑わされているって言うなら私は猛反対しますわ」

 初めて会った時よりも頼りがいのある笑顔と口調でロゼールがそう告げるとウィーナは目を潤ませて2人に飛び込んだ

 「ラスティーク様、ロゼール様……!私、もっと3人でお話したり、お茶会をしたいですわ!」

 「……えぇ、もちろんよ」

 クリュッセルとロゼールとウィーナがキュッとお互いを抱き締めた



 人が減り、動きが取りやすくなったところで3人の耳にはラスティークの言葉が届いた

 「どうして……あぁ、どうしましょう……お父様にバレてしまったら私……私……!」

 その場に崩れ落ち、俯くラスティーク。彼女の元にグレイスと入れ違いでフィリオスが駆け寄った

 「姉様!すみません、姉様。もっと早くに駆けつけるべきでした……」

 その様子に3人が身体を離してラスティークに歩み寄ると、クリュッセルがそっと彼女の手を握った

 「……っ、貴女」

 「……失礼します、ラスティーク様。先程は私の友人を救って下さりありがとうございます」

 手の主がクリュッセルと気付いたラスティークは視線を逸らしながら上目遣い気味にクリュッセルを見つめる

 「べ、別に私は面倒事を起こして王子に嫌われるのが面倒だったからですわ」

 「……それでも、私の大切な友人を救って下さった事に変わりはありませんもの。もしよろしければ、私達がラスティーク様の力になりますわ」

 慈しむような声でクリュッセルがそう言うとラスティークはぷいとそっぽを向く

 「貴女に手伝ってもらうほど落ちぶれてはおりませんわ」

 その言葉にフィリオスがそっと耳打ちする

 「姉様……先輩が手伝ってくれるなら、小規模のサロンくらい作れるでしょう」

 「う、煩いわね!わ、私にもプライドがありますのよ!」

 べシッと軽く叩くと痛くもないのに『痛っ』とフィリオスが呟く

 「……ま、まぁ、貴女がそこまで言うのなら私に少し付き合いなさい。もちろんそこの2人もよ」

 立ち上がり、クリュッセルとロゼール、ウィーナを指名する

 「姉様、くれぐれも変な事は口走らないようにして下さいね」

 「私を信用なさい!少なくともクリュッセル(この女)ほど変な事を言ったりはしないわよ!」

 「さぁ、どうだか。姉様、偶に変なところあるから分かりませんよ」

 肩を竦めてそう返すフィリオスとムキになるラスティークは幼く可愛らしい姉弟の様だった

 これ以上続けても埒が明かないと判断したラスティークは中央塔から出て、人混みから少し離れたところ──テーブルの外れ──に移動し、各自飲み物を取りに行った

 ラスティークはディルアート。クリュッセルはソタルシ。ロゼールはファストレイサム。ウィーナはウィーネとタルロットを2つ取って来る

 「ウィーナ……貴女、よく食べれるわね」

 「まだまだ食べれますよ!」

 キラキラ笑顔でガッツポーズをするウィーナに思わずため息を吐くロゼールとラスティークを横に苦笑いを零すクリュッセルが呟いた

 「そういう訳では無いのだけれど……」

 「ねぇ、話しても良いかしら?」

 頭を抱える仕草でラスティークがそう言うと3人は『もちろんです』と頷いた

 「…………実は私、お父様が本当にクズですの。私にサロンを作って常にトップにたち続けろと言う人ですのよ。それで、出来なかったら鞭で打たれますの」

 「……それって相当……」

 「みなまで言わなくても良いですわ。……それで作っていたのが例のサロンだったのだけれど、あの通りになってしまって……だから貴女達が私のサロンのメンバーになりなさい?」

 その言葉にロゼールが反発した

 「嫌ですわ!」

 「ロゼール……!?」

 グッと拳を握り締めてラスティークを睨みつける

 「ラスティーク様が主犯かは分からないけれど、そのサロンのメンバーにクリュッセル様は嫌がらせを受けていたのですわ!教科書を破かれたり、水を掛けられたり、ありもしない事を噂として流されたりと!」

 「そうね。それは確かに私のした事であって、私の幾度目かの過ちよ。その事については謝るわ」

 ディルアートを飲みながらそう答えるとロゼールは更に険しい表情になる

 「ロゼール。大丈夫よ。過ぎたことですわ」

 「それでも、クリュッセル様……!」

 ロゼールがグッと何かを堪えながら訴えかけるもクリュッセルは首を振る

 「私も勿論困ったし、色々不便でしたわ。けれど、そのお陰で私達は3人に成れたでしょう?今はそれよりもあのグレイス公爵令嬢を何とかしなくてはなりませんわ。私たちの友人を見下し、叩いたのですから」

 「……っ、確かに、その通りですわ。それにラスティーク様の御家庭が色々と危なそうという事を加味すると、というのもありますもの」

 ロゼールが椅子に座り、あまりラスティークと視線を合わせないように下を向く

 「ウィーナは?」

 「ぼ……私はサロンに入れるかすら分からない身分だし、正直言うと逆にラスティーク様の身が危なくなるかもしれません。けれど、先程助けてもらった事を仇で返したくはありません」

 「……と、言うことです。ラスティーク様、私たちは全員お手伝いさせていただきますわ」

 笑顔でそう言うとラスティークは僅かに口角を上げて『よろしくね』とだけ告げた


ラスティーク・上から目線・ツンデレ・ナリュータ様

父親クズ設定は元々ありました。というか、父親は単に最低過ぎる設定にしてます。姉弟は仲がいいです。その方が私が好きだからです。2人とも可愛く書きたくなる


↓↓↓最近あったこと

ある友人に小説書いてることを教えて主人公とヒロインの性別を教えたら混乱してました。見てて面白い

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