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ドラゴン退治 第 柒 幕


 訓練が始まってから4日が経過した。初めのうちは1セットで息が上がっていたクリュッセル達も身体が(比較的)慣れたからなのか今では2セット後、休憩を挟めば午前中で3セットまでは出来るようになり、魔力制御もみんな安定してできるようになった。その影響からなのか身体の回復力が高まり、基礎体力も上がっていた。そして、魔力制御と共に2日目から4日目にかけて各2時間、パピー先生から魔獣学について北の魔獣を中心に弱点と特徴を教えて貰っていた

 その数日の内に都市にはドラゴン型の精霊が竜ということと、鱗の色が濃紺であるという情報が北のノースフィールから統治しているノースフィール伯爵から届いた。そのことから、竜精霊についての知識をベル先生から専門知識と対抗法を教わることになった



──精霊研究室──

 今、クリュッセルを含む選考生徒とライル先生の10名が精霊研究室でベル先生を囲むように座っていた

 隣に座るロゼールは不安げで悲しげな顔で

 「クリュッセル様、私達は竜と戦うのですよね……」

 「えぇ、けれど相手が対話できて、理性があるならば恐らく、限られてはいるだろうけれど戦わなくとも何とかなる可能性もありますわ」

 と、暗い顔で言うとクリュッセルはそうカバーした。クリュッセルの言葉に繋げる形でラスティークが此方を見ずに

 「それに、私達は現在進行形で付け焼き刃ではあるけれど体力と魔力の基礎量を増やしているでしょう?貴女がそのように恐れていては守れるものも守れなくってはなくて?」

 と、告げた。ロゼールはその2人の言葉に『そう…ですわね!私、もっと気持ちを強く持ちたいと思います!ありがとうございます、クリュッセル様、ラスティーク様!』と、笑顔で告げた。一方でクリュッセルは

 (ふぉぉぉ!!ラスティーク様のツンデレ(?)キター!!その名言が目の前で、私の真横で生で聞くことが出来るなんて……!最高!!ありがとう!大好き!!)

 と、1人心の中で歓喜の舞を舞っていた

 そうこうしていると、ベル先生が精霊研究室へと入ってきた。いつもとは違い、髪を1つに結び、メガネを掛けると生徒全員に紙とペンを配り、何時もよりも自信を持って胸を張ると声高らかに

 「今から私のもちうる知識全てを貴方方に2日かけて授けます。先程配った紙とペンは好きなタイミングでメモに使って下さい」

 と、告げた。そのままベル先生はドラゴン型の精霊について龍と竜の差とこれから対峙する事になる竜精霊の鱗の色から推測される魔法適正と属性を説明し始めた

 「まずはドラゴン型の精霊の種類、龍と竜の差です。龍と竜の差には明確な差が3点あります。1つ目は見た目。此方は皆さん理解していると思いますが、龍種が蜥蜴のような見た目、竜種が蛇のような見た目をしています。2つ目が攻撃方法です。龍種は爪や牙、尾を使ってくるのに対して、竜種は自身の属性魔法や適正魔法を使い、攻撃してきます。そして3つ目は精霊としても珍しい特徴です。精霊は基本繁殖ではなく、環境と信仰によって生まれますが、ドラゴン型の精霊は繁殖から生まれることが殆どです。少数ながら環境、信仰、時間から生まれるドラゴン型の精霊もいます。今回は前後にドラゴン型の精霊の目撃情報は入っていないので、恐らく自然発生したドラゴン型の精霊かと思われます。…少し話が逸れましたね。そして、先程言ったようにドラゴン型の精霊には繁殖機能が備わっている為、雄雌あり、基本的には龍種が雄で竜種が雌なのです。稀に例外もあるようですが」

 ベル先生の話の中、クリュッセルは自身が小鳥遊梨華だった頃に読み込んでいたゲームの設定資料の記憶と擦り合わせて考えていた

 (そうそう、確かこのゲームだとナンバリングで龍精霊が出るか竜精霊が出るかが分かれてて、どっちが出ても新ルートが開かれて…………あれ?今回って雌だから百合ルート追加?…う〜ん、取り敢えずは先生の話に集中しないと)

 クリュッセルがそんな事を考えている時も説明は続いていく

 「そして、今回の竜精霊は鱗の色が濃紺であるという事から適正属性が最も高いのは氷かと思われます。基本、適正属性が最も高い魔力の影響を受けるのが鱗の色です。本来なら群青色だったのでしょうが魔力の性質が月か星だから色に深みが増したのでしょう」

 そうベル先生が言い終わると、私が属性についての説明を求めようとした所でライル先生が口を開くと

 「じゃあ、今日はここまで。もう4時間も時間が経っているからそろそろ休みなさい。ベル先生、分かりやすく図やデータを参考にする為に準備して頂き、ありがとうございます」

 と、話を区切らせた。窓の外へと目をやると先生の言う通り4時間は経っているようで、既に日が傾き始めているようだった

 こんばんは、今日はまたギリギリになってしまいました……すみません。無計画に書いている私が学習してないからです。次回もベル先生の授業回!頑張って今度は早く挙げられるようにしたいです

(今日は作者の近況はおやすみです。楽しみにしていた方がいたらすみません)

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