結末
王になった奴隷はうまくこの国を治めているらしい。内政は国民全員が奴隷だから良いとして、外交もしっかり出来ているのは良い事だな。
これで俺は今、精神魔法の研究をさらに進める事が出来ていると言うわけだ。
自分で働かなくて良いのは非常に楽である。
しかも、だ。今回は女神の奴を奴隷にする事が出来たらしい。にわかには信じられないが事実なのだから仕方がない。
転生三回目程だったか、あの訳の分からんガラガラとか言うやつに封印されてからは転生して即、殺されるばかりだった。元の魂を侵食する迄に時間がかかるのが痛かった。
と言っても完全に魂を消滅させる事はできず、ガラガラとか言う輪廻可能な不十分な入れ物にしか封印できなかったようだ。
魂についてはいかに女神と言えども精神魔法である俺が一番詳しいからな。
何はともあれ誰にも邪魔されず研究が出来る事を喜ぼう。研究テーマは封印されている間に数えられない程思いついたからな。時間はいくらあっても足りない。
今は二つの魂を一つに融合させる研究を進めている。これが出来れば一つの魂では複雑すぎて作れなかった魔法も作れるようになるかも知れないのだ。期待は否応にも高まると言うものだ。
そしてこの後彼はフールが持っていた電気などの科学知識を脳から発見し、悶絶する事になるのだが、それはまた別のお話。
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