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トイカケ

太樹達を見送り 自分に喝を入れた


俺がしっかりしないでどうするんだ!


白木さんは絶対に大丈夫だ!


そうココロの中で叫んだのでした






明くる日も仕事を終えて 僕は病院へと急いだ


車を駐車場に止め 白木さんの病室に向った


すると太樹達が丁度 病室から出てきた


「やあ 帰るのか?」右手を上げながら言うと


「ああ 又来るよ」そう言うと僕の肩を叩いた


阿部さんは隣で軽く頭を下げ 会釈して帰った





病室に入り ベッドの傍に置いてある丸椅子に


腰掛けて 白木さんの手を取り話し掛けた


店での色々な出来事を憶えている限り・・・


そして何度も何度も 名前を呼びながら


語りかけた 何度も・・・





白木さん 君が言ってた “ こっち側 ” に俺も


行きたい もう一度行きたい お願いだから


白木さんの手を握りながら 祈ったが


そんな簡単に行ける筈もなかった・・・






小さく息を吐き 席を立ちながら


「朝が早いから帰るよ 明日又来るから」


そう言って 病室を出ようとした時だった


「もう 帰るの?」そう聞こえた気がしたので


僕は慌てて 白木さんを見たが 眠ったままで


何の変わりもなかった




気の所為か 再び病室を出ようとした時だった


「もう帰るの?」今度はハッキリと でも聞こ


えたじゃなくて 頭に響いた感じだった


気の所為じゃない!


「白木さん 僕の頭の中に 話し掛けてるのは


君なのかい?」


だが 白木さんが応える筈もなかった





一体どうなってるんだ 確かに声が頭に響いた


でもどうして?白木さんは 眠ったままなのに


その時 "こっちに来て”と言う声が頭に響くと


同時に 僕は気を失ったのでした






















































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