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千年一昔マニハイル 〜兜ノ京の呪いを祓いたまえ!〜  作者: 藍笑屋


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大鎧御殿、地下の全貌

加耶さんと分かれた。

加耶さんの後ろを振り返ると、袴に北山神社の文字の金色の刺繍が。役所の他に北山神社も兼業しているのか。

ひょっとして、袴自体にあの黒い球体を防ぐ効果が付与されているかも知れない。


叔父に聞いてみよう。


『サブストーリー:北山神社の袴の秘密』が追加されました。




遂に、大鎧御殿の地下の部屋の全貌が明かされた。


患者は三名で、全員男。見た目の年齢は20代、30代、50代だろうか。全員が咳き込んでいる。


患者の中でも一際目立つ50代の男をみる。

たった一本の道具で血眼にしながら走り書きで壁の岩や土を削って描く爺さんがいた。


「あの地獄絵図を描かなければ!ゲホッ。」


手が震えている。

体調も優れていないだろう。


「あぁ、もっと震えろ。んで、崖がこう、ゲホッ。」




見知らぬ男性が地下の部屋に入ってきた。

「お!綺麗になったな。どうも、助太刀の剣だ。ケンと呼んでくれ。事情は聞いている。」


剣さんを同行人に追加した!



すると、爽真の命令札が光った。

剣さんに向かって命令札を出し、札に書かれた呪文を唱えた!


「キンキュウフダ!」

爽真の基本スキル『命令札』が発動した。

剣のスキル『緊急札』が発動した。


剣さんが動く。

「お前らの症状を見させてもらおう。

あまり時間がないからさっさと進める。

えー、数日前に発生した西側の火山による外傷性損傷に対して緊急手当を行った。

20代男性と30代男性の患者は、火山岩の落下による熱傷は回復傾向だが、呼吸器疾患も発症。

50代男性の患者は火山岩の落下による熱傷、呼吸器疾患他、強い不安や恐怖での奇声、発作等を繰り返している。」


20代と30代には黄色い札、50代には赤い札が割り振られた。


「よし。現状の報告は以上。他何かお手伝いがあれば、一階の階段前で待機していますので、気軽にお声掛けください。」

剣さんはそそくさと待機場所に移動していった。



救急札:緊急を要する患者の症状を見極め、

番号を割り振ったり、緊急性に合わせて赤、黄、青の3種類の組み合わせを使用する事ができる。

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