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異世界補給伝記  作者: EMT
幼少期編
9/49

妹の名前は

4000PV突破しました。

読んでくださった皆様ありがとうございます

朝起きると異常に寒かった。カーテンを開けてみると、あたり一面銀世界だった。

今年もまた雪の季節がやって来たのである。

この世界に来てから2度目の雪だ。日本にいた頃も毎年雪を見てから。特に驚いたりもしない。寒いので二度寝することにした。


寝始めてから数十分後

「起きろー、朝だよー」

この声はユキ姉だな。うるさいから頭まで布団をかぶる


「あと、10分だけ寝させて」

「だめー、お外で遊ぶー」

「外は雪が降って寒いから出たくない」

「雪合戦するの」

(出た、雪が降ると恒例の遊び)

バタン、扉が開く音

「ユキ、まだー?」

また1人敵が増えた。イリア姉だ。

「イリアお姉ちゃんシオンが言うこと聞いてくれないの」

「それはダメだね、年上の言うことが聞けないなんて」

(何が年上だ、横暴すぎる)

「ユキはそっちの場所をもってちょうだい」

「はーーい」

こうなったら徹底抗戦だ。

「いくよ、せーの」

布団が引っ張られる。なんて力だイリア姉はゴリラみたいに力が強い。

そして抵抗虚しく布団が取り上げられる。

「さぁ、いくよ」

「行きましょう」

「嫌だー、寒い〜」

連行されるシオン


リビングにはすでにアレックスがいた。

「おまたせ、アレックス」

「イリア姉さん本当に外に出るんですか?」

「えぇ、そうよ。雪が降ったのだから、雪合戦するわよ」

どうやらアレックスも強制参加らしい。

「アレックス兄も、無理やり?」

「あぁ、そうなんだ」

「こんな寒いのに外なんか出たくはないんだよ」

「ましてや・・・」

「2人とも何を話してるのかな?」

「なにも話しておりません。イリアお姉様」

「そうです。何も話してなかったですイリア姉」

「ふーん、ならいいけど」

「早く外に行きましょ」

しぶしぶ外に出る2人。


「うわー、雪だー」

「雪ですね、イリアお姉ちゃん」

雪を見て喜ぶ2人

「どうして雪なんかで喜ぶのか分からん」

「本当にですよ、アレックス兄」

グチを言う2人

「チーム分けは、男子と女子で別れてチームにしましょう」

「えー、そんなのイリア姉が勝つに決まってるじゃん」

「なんでよ、そっちにはアレックスがいるじゃない」

「そうだけどさー、イリア姉は無駄に強いじゃん」

「無駄って何よ」

「いえ、別に深い意味はないです」

「本当に?」

「本当ですよ。それよりイリア姉は来年の春から王国小学校にいくんですよね?」

「えぇ、来年から入学するわよ」

「どのぐらいの期間行くんですか?」

「3年ね。7歳から10歳の三年間一般教養を学ぶの」


この国は王国小学校という学校がある。義務教育ではなく行くか行かないか選択できる。金持ちの貴族とかは私立の小学校に行かせたりする。王国小学校は裕福じゃない人でも無料で勉強できるから。平民の子でもほとんどの子が入学する。学校の運用は税金から出ているので、国民に税金を還元している。

3年間そこで一般教養の国語、算数、歴史、地理、魔学、体育、道徳、図工、などの基礎の簡単な初めの方を勉強する。10歳で卒業すると、勉強したい人は王国中学校に通うことはできるが、無料ではなくお金を支払わなくてはいけないから、裕福な人か本当に勉強したい人以外は行かず。大抵の人は家の家業を継ぐための修行をしたりする。

他にも王国騎士院、王国修道院、王国軍学校、などがありこれらは入学すると無料である。

王国騎士院は騎士を養成するところではあるが、騎士ではない軍の将校や士官を養成するところでもある。

この世界では騎士は単なる騎士と言う称号が貰えるだけである。軍の中でも騎士だからといって階級は何も変わらない。例えば騎士准尉と騎士の名が付くだけである。でも騎士はほかの兵士より精鋭部隊であり

他より訓練も倍に厳しい。名誉が重んじられる風潮があるためこの称号をもらえれば周りから格上の存在でみられる。自衛隊でいうならレンジャーに近い。ただし、王を守る近衛兵は騎士の称号がある物にしか近衛兵になることはできない。

王国修道院は、修道士を養成するところである。

王国軍学校は軍の職業軍人の下士官(正社員)などを養成する学校である。

これらの試験に合格できれば平民でも入学するこでもできる。でも兵卒、(バイト)は試験はなく志願制である。この国の人口ピラッミドはほとんどが平民であるため、ほとんど生徒は平民である。貴族なんかはほんの数%の割合であり、騎士の中にも平民の人もいる。


「始めるわよ」

雪合戦が開始された。

男子チームは防戦一方である。

「アレックス兄、イリア姉強すぎるよ」

「耐えるんだ、シオン」

「イリアお姉ちゃん、すごい」

「ほらユキもたくさん投げて」

戦いは量だよか、こっちは質でいくもんね

雪玉を魔法で少しだけ凍らせる。そして少しだけ硬い雪玉を作る。

「いっけー」

ひょいと投げる

イリア姉の体に命中!

「やったわね」

すると雪玉が倍で返ってきた。

「痛い痛い痛い」

「アレックス兄、助けて」

「運命だよ諦めるしかない」

着ていた服がびしょびしょになるまで続いた。


「ただいま~」テンションが高い女の子チーム

「ただいま・・・」テンションの低い男の子チーム

「お帰りなさいませ」

「あらあらアレックス様とシオン様はびしょびしょじゃないですか」

「聞いてよメアリーさん、姉さんたちがさ・・・」

「フフフ、後で聞いてあげますから風邪をひく前に着替えてください」


暖炉のあるリビングに行く。

「あら、皆お帰り」

「ただいま、お母様」

「ただいま、母上」

「ただいま、お母さん」

「ただいま、ママ」

イリア、アレックス、ユキ、シオンの順番で言っていく

「お母様、お腹は大丈夫ですか?」

「えぇ、大丈夫よ心配してくれてありがとうイリア」

母サーニャは妊娠10ヶ月目である。

「お母さん、お腹触ってもいい?」

「いいわよユキ」

おなかを触るユキ

「あっ!今動いたよ」

「ユキが触ってくれたから喜んでいるのよ」

ギ~と扉が開く

「お前たち、お母さんは安静にしとかなくちゃいけないんだ」

「どっかあっちに行ってなさい」

「はーい」4人の返事

「まったくあの子たちは」

「フフ、いいじゃない」

「そうなんだが君のことが心配なんだよ」

「もう!そんなこと言って恥ずかしじゃない」


(はぁ~夜ご飯まで何をしようかな)

書斎で本でも読んで勉強しようかな。


どれにしようかな?

『聖戦戦争』これにしよう。

なになに

  「はるか昔、このムーゲ大陸に魔王の軍勢の魔王軍が攻めてきた。魔王軍はありとあらゆるもの破壊し   殺していった。人間たちは今までお互いに争っていたがこのままではいけないと思い。争いを辞めて   協力し戦いました。しかし、魔王軍は人間たちには無い魔法を使い優勢でした。そこで人間たちは、

   亜人たちに力を借りる事にしました。そして亜人たちと共に戦いましたがかないませんでした。神は

   地上に天使を派遣し人間や亜人に魔法を授けました。魔法が使えるようになってからは魔王軍を撃退   していきました。しかしそれだけではダメでした。魔王を倒さなくてはこの戦いは終わらないから。

   そこで勇者を探すことにしました。神が予言した勇者を探すのでした。そして勇者を見つけることが

   でき、勇者は魔王を倒すことができ。平和が戻りました。」


「シオン様~ごはんですよー」とボクを呼ぶメアリー

「いまいきまーす」


晩ご飯はシチューとトマトスパゲッティだった。

マロニーの作るご飯は美味しい。でも、サーニャのご飯の方がもっとおいしい。


その夜母サーニャに陣痛が始まった。

村1番の産婆を呼んで、その産婆のキュリーばあさんとメイドさんたちが対応にあったていた。

部屋の中からは母の悲痛な声が聞こえてくる。

父のリヒトも子どもたちも出産が終わるまで隣の部屋で待っていた。その間リヒトは部屋の中をうろうろばかりしていた。

陣痛が始まって5時間が経過したとき。

「おぎゃ~」

「おぎゃ~」

2つの産声が聞こえた。

リヒトが隣の部屋に走っていく。

「おめどうございます、女の子が2人ですよ」

妹が2人も生まれたみたいだ

「おぎゃ~おぎゃ~」

「よくやったなサーニャ」

「はい、あなた」

「この子名前はマリーとローズだ」







士官学校編にいきたいですが、まだ小学校編が残っておりますので、長いですがよろしくおねがいします。

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