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異世界補給伝記  作者: EMT
王国騎士院編
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兵科選択

遠征訓練後の休日が明けた月曜日のお昼前の授業


「諸君、第1回軍種・兵科希望調査を行う。まずは陸軍か海軍のどちらかの軍種を選択してからその軍種の兵科を選択するように。」


「教官殿、近衛兵と親衛隊は選択出来ないんですか?」


「何を言ってんだ。それを選択できるのは騎士コースで騎士の称号が与えられた者だけだろ。貴様らは一般の士官コースなのだから無理に決まっているだろ。それと必ず希望通りに配属される訳では無いからな。あくまで貴様らの希望を聞くだけだからな」


希望調査ね。本人の適正能力が高い兵科に配属されそうだな。陸軍か海軍を選ぶなら陸軍かな。前世は陸自にいたのと、あまり泳ぎが得意では無いから海上で船が沈んで溺れ死ぬのも嫌だからね。


陸軍にまるをして。輜重科にまるっと。歩兵科や騎兵科の戦闘部隊もあるけど前世は専守防衛で人なんか殺したことも無いし。せっかくこの世界にきたんだから死亡率の高い戦闘部隊で戦って死ぬなんて嫌だもんな。


「この時間に決めなくてもいいぞ、提出は明日のこの授業までだからじっくり考えるんだぞ」


みんないきなりは決められないかな。俺はもう決めたけどね。明日に出せばいいや。


お昼ご飯を食べながらみんながどれを選択するのか聞いてみた


「俺は騎兵科にするぞ」


ガウスの奴は前にも聞いたのと同じ騎兵科か。


「僕は魔兵科にしようかなと思う」


なるほどレオは、魔法が得意だもんね。


「私はシー君と同じのにする」


「僕は輜重科にするけど」


「えっ!!」


「私もそれにする」


「本当に輜重科にするんですか」


輜重科は他の兵科に比べると嫌われている。戦闘部隊の騎兵科は貴族や平民まで人気のある兵科だが。

輜重科は前線で戦うこともなく。後方で紙と戦うか後方の安全なところで荷物を運んでいるだけで卑怯者か雑用扱いされているのである。俺はそう言うことを言う連中は補給の重要性が分かっていないバカな奴だと思っている。実際第2時世界大戦の旧日本軍も補給の軽視で多くの兵士が犠牲になっていた。例えばインパール作戦は補給を軽視した作戦で多くの兵士が餓死や病死で亡くなった。


「もう決めたことだしな。それよりエイミーはどうするんの?」


「私は陸軍か海軍にするかで迷っているとこですわ」


「てっきりエイミーさんは剣術が得意ですから歩兵科かと思ってました」


「それはそうなんですけれど」


どうやらエイミーは何らかしらの理由があって軍種を選ぶのに悩んでいるみたいだ。



翌日の授業で第1回軍種・兵科希望調査の紙を提出した。


それから3年が経った


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