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異世界補給伝記  作者: EMT
王国騎士院編
28/49

遠征訓練終わり

朝、平原にラッパの音が響き渡る


もう起きる時間か。けど、まだまだ寝足りない。昨日あれだけ歩いたから、疲れていてすぐに眠りにつけたのだがもっと寝ていたい。だけど起きないと点呼に遅れて怒られるので急いで着替える。


「いいかよく聞け。朝食を取ったらテントを収納したらすぐに出発する。質問は無いな。以上解散」


朝食はパンと干し肉だけで簡単に済ます。そしてテントの片付けに取り掛かる。ペグなどを抜いてさっさと片づけて荷物をまとめる。そしてほかの人が片付ける姿を見ながら座って待っとく。


「シー君、見てないで手伝ってよ」


はいはい仕方が無いので手伝うとしますか。


「ちょっと、ちゃんと持ってよ」


「ちゃんと持ってるよ」


そんなことをしながら出発に向けて準備する。


そしてまた来た道を歩いてる。特に変わったとこは無い。

そのまま歩き昨日の休憩地点で一休みして。また歩く。帰路に向けて歩いていて何組かの商人の人や旅人あとは冒険者か傭兵かは分からないけど会った。その人たちは軽装な装備で5人だったがどこに行くんだろ。


ようやく王都が見えてきた。ここまで帰ってくるのに長かった。

学院に帰ってきて長ったらしい話を聞いて解散した。やっと帰ってこられた。明日は休みだし今日はぐっすり寝よ。


ガウスに風呂に誘われ、風呂に入ることにする。昨日は入って無かったから早く風呂に入りたい。


やっぱり風呂は汗を流せるから最高だ。元は日本人だから風呂は大好きだしな。


「聞いたか、帝国とクラリスとの戦闘はにらみ合いだけで終わったんだってよ」


「そうなんだ、戦闘は終わったんだ」


誰かがその話をしているのを耳を澄まして聞く。やっと戦闘が終了したのか。大規模な全面戦争に発展しなくて良かったな。しかし、情報を伝えるタイムラグが長いな。


「聞いたかシオン、戦闘は終わったんだってよ」


「あぁ、聞いたよ。川を挟んでにらみ合いをして終わったんだろ」


この時代、橋を渡らずに川を渡河するのも大変だし。敵軍が対岸にいるところを渡河すれば格好の標的になるだけだもんな。あれ?橋をめぐって戦闘は起きなかったのかな。


「ガウス、僕は先に上がってるからね」


お腹もすいたしおいしいご飯を食べよ。


硬いパンなんかよりコメのほうが美味しいな。ただ残念なことに味噌汁が無いのが非常に残念だ。


「シオン君、隣いいかな?」


「どうぞ、カロン教官殿」


「ハハハ、殿なんかいちいち付けなくてもいいよ」


「そうですか」


そりゃカロンとは知り合いではあるがここは食堂で大勢の人がいるところであるから。そのぐらいの敬語使わなくて呼び捨てで言えば、カロンからは何も言われなくても他の教官に怒られそうだからつけておく。


「では、カロン教官でよろしいですか」


「じゃあそれでいいよ」


「カロン教官は今回のクラリスと帝国との戦闘についてどう思われますか?」


「そうだね。今回の戦闘も毎年あるいつもの小規模な戦闘だけど。いつまた大規模な戦争が起きても不思議ではないとは思うけどね」


小さな火種が大きな火種になり、大規模な戦争の発展する可能性はある訳か。それも当たり前か、半分戦争しているような状況だもんな。



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