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異世界補給伝記  作者: EMT
王国小学校編
11/49

クラス分け

入学式が終わって、指定されたクラスに向かっていた。

クラスは1-1になった。教室は校舎1階のグラウンドが窓から見える教室だ。

教室に着くと、黒板に自分の座る席が書かれていたので、みんな自分の席に座る。

先生が来るまで、教室の中は騒がしい。

俺は友達もいないので、静かに座っていた。

「あの」

声がする方に振り返ると、青い瞳をした、金髪のショートヘアの女の子が立っていた。

「あの昨日は助けてくれてありがとう」

(昨日こんなカワイイ子にあったけな?)

「ハンカチありがとう」

真っ白なハンカチを渡してくる。このハンカチ俺のやつだ

「あぁ、昨日の子・・・えぇー、女の子だったの!」

「はい・・・」

頭の側面から垂れてる黒色のミニチュアダックスフンドの獣耳がピクピク動く。

「もしかして君は獣人?」

「はい、獣人ですぅ・・」声が小さくなる。

「それ触ってもいい?」

「え、・・・」

「ごめん、いきなりそんなこと言って」

「少し・・だけなら」

「え、いいの?」

「はぃ・・少しだけなら・・」

尻尾がフリフリ動いてる。

「やっぱりいいや」

「そ、そうですか」

尻尾がシュンと動かなくなる。

(あの尻尾は無意識に動いてるのかな?)

「そうだ自己紹介がまだだったね、僕の名前はシオン・ハルトマンよろしくね」

「わ、私の名前はフラウ・イェーガーです。こちらこそよろしくおねがいします」

「フラウ、て言うんんだね、カワイイ名前だね」

「カワイイだなんて」

顔が赤くなり、尻尾がフリフリと動く。

「シオンさんの名前、女の子みたいな名前ですね」

「そうなんだよ、女の子みたいな名前でしょ」

「フフフ、シオンさんの名前いい名前だと思いますよ」

「ありがとう、嬉しいよ」

「それとさん付けはしなくていいよ、呼び捨てで呼んでくれていいよ」

「そんな失礼になりますからいいですよ」

「気にしない、気にしない」

「では、シー君で」

「シー君?」

「はい、シー君です」

(まぁ、別にいいか)

「これで友達だね」

「はい!」

「今から友達だから何か困ったことがあったらお互い助け合おうよ。あのいじめっ子たちがイジメてきたら追い返してあげるからね」

「本当にですか?」

「本当だよ、友達なんだから」

「そうだ、このハンカチ友達になった証にあげるよ」

「いいの?」

「いいよ、友達だろ」

「うん!」

「ハハハ」

「フフフ」

笑い合う二人。

ガラガラ、教室に黒い髪で眼鏡をかけて女の先生が入ってくる。

「みなさーーん、席に着いてくださいね」

それぞれ自分の席に着く。

「今日から皆さんの担任になります、アイナ・ゼクスです。3年間よろしくお願いします」

そのあと1人ずつ自己紹介していき、それぞれに3年間使う教科書を配布していく。

「次は時間割表を配ります。明日から9時から授業を始めますので、皆さん遅刻せずに来てくださいね」

そうして今日の学校は終わった。親は別の部屋で親子さん説明を受けていたのが終わったので、それぞれ家に帰っていった。

帰路に着きながら、母のサーニャと歩いていた。

「シオンお友達はできた?」

「はい、お母さん1人の女の子の友達ができました」

「そうなの~、その子大事にしなさいね」

「うん、初めての友達だから大事にします」



ーーー


私の名前はフラウ・イェーガー

父のクリスと母のレイニーは獣人です。私も獣人です。両親は村で畑を耕してます。父はたまに村の人と森で狩りをすることもあります。村の人とは仲も良いです。でも、私は友達がいません。外で遊ぶと仲間はずれにされイジメられます。人間とは違って、獣耳と尻尾があるからお前は人間じゃないと言われイジメられてました。村の女の子たちは大丈夫と声を掛けてきますが彼女らに迷惑をかけたくないので逃げてました。

7歳になって王国学校に入学する1日前も、いつもの3人組にイジメられていました。でもその日はいつもとは違ったのです。いじめっ子の3人組に泥を投げられていました。彼らは止めてよと言っても止めてくれませんでした。そして泣いていたら、知らない男の子がこっちをみていたのです。そしていじめっ子たちがその男の子に何か言いました。私は泣いていたのでよく聞こえませんでしたがいい合いを始めました。

そしていじめっ子たちがその子に泥を投げました。しかし、その男の子には当たらず、今度はその男の子がいじめっ子たちに泥を投げました。するといじめっ子たちが逃げていきました。

その男の子が話しかけてきました。「大丈夫」と。

私はどうして助けてくれたのと尋ねると男の子は「弱いものイジメが嫌いだから助けただけだよ」と言いました。そして私にハンカチを貸してくれました。

私はハンカチを受け取ると、自分が惨めに思えたのでその男の子から逃げました。

男の子が「待ってよ」と言ったので一瞬振り返りましたが。走り去りました。

村の近くの川で泥を落としているときに、私は助けてくれたのにお礼も言わず卑怯者だと思っていた。

あの男の子にハンカチを返なきゃと思いましたが、男の子がどこに住んでいるの分からなかったのでそのまま持っとくことにしました。

その後家に帰ると

「お母さんがどうしたの?」と聞いてきましたが

「転んだだけと言ってごまかしました」


翌朝、お母さんと学校に行って入学式をしました。その入学式で昨日の男の子がいました。入学式の後に声を掛けようとしていましたが、声をかける機会がなかったので遠くから男の子のことを見ていました。

クラス分けで、その男の子と同じクラスになったらいいなと思っていたら、その男の子が1-1の教室に入っていくのが見えました。私と同じクラスだ私は心から喜びました。

教室でその男の子は静かに座っていました。そして、声を掛けることにしました。

「あの・・・」

声をかけると男の子が振り返りました。

「あの昨日は助けてくれてありがとう」

その男の子は覚えていない様子でした。そこでハンカチを出すと、思い出してくました。

「すると女の子だったのと」男の子が言ってきました。

私は男の子と思われていたみたいでした。

そして私の頭にある獣耳を見ました

「獣人なの?」と聞いてきました。

私のことを獣人だということを知り男の子にも嫌われると思いました。

すると男の子は「それ触ってもいい?」と聞いてきました。

私はびっくりして「えっ」と口からでました。今までそんなことが聞かれたことはありませんでした。

男の子はすぐに「ゴメン」と謝ってきました。

私は「少しだけならいいよ」と言いました、男の子はやっぱりいいと言いました。

私はその時尻尾がシュンとなるのを感じました。

男の子は自己紹介してきました。男の子名前はシオン・ハルトマンという名前みたいです。

私も自己紹介をした。シオンさんは私の名前をかわいいと言ってくれました。

初めて両親以外からかわいいなんて言われました。

私はものすごく嬉しかった。

そしてシオンと友達にだと言いました。初めての友達ができました。

友達の証にハンカチをくれました。その時今までにない喜びを感じました。


帰り道、お母さんに友達ができたと言うと

おかあさんは「よかったわね!大事にしなさい」と言いました

もちろん初めてできた友達だから大事にします。

明日から友達のシオンに会うのが楽しみです!





いやー、自分が書いた作品は他の人の作品に比べると文章の表現力がヘタクソだなと思います。もう少しうまく書けるように頑張っていきたいです


明日の12月17日は投稿できないと思います。金曜日に投稿する予定です。

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