表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

清明の雪

作者:大海 彩洋
・京都にある架空のお寺にまつわるハートフル?ミステリー。殺人はありません(室町時代の伝説は別にして)。妖(あやかし)もどきが出てきますが、ファンタジーではありません。2時間ドラマの舞台になる京都の観光案内的要素が満載。メインの舞台になるお寺は架空ですが(北白川~修学院にあるいくつかのお寺をモデルにしています)、登場人物たちが歩くいくつかの場面には実際のお寺などが出てきます。
・相川真(21)は保護者に断りなく大学を中退し、恋人とも別れて、成行きのまま以前からアルバイトをしていた調査事務所の社員になっていた。両親のいない真の保護者・大和竹流(30、和名であるが実は外国人)は、それが気に入らない。美術品の修復師である竹流は、京都のある寺から、幽霊が描かれた掛け軸の紙を剥がして寺のどこかに隠された不動明王を探してほしいという依頼を受けていた。寺では夜な夜な鈴が鳴って、小僧たちが怖がっているというのだが、その鈴は不動明王が持っていて、寺の危機の時には鳴るという伝説があった。真は竹流に無理やり京都に連れ出され、不動明王探しの手伝いをすることに。実は竹流にはもう1つ目的があった。寺の広間の天井には龍が描かれていて、早春の早朝にだけ消えることがあるというのだが、その謎を解きたいと思っていたのである。不動明王と龍の伝説に、室町時代の親子の悲しい物語が重なり、謎が解けた時、彼らの前に姿を現したのは……
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ