↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
超人ファイターマン  作者: 小泉たかし
PR
92/92

92

突然、現れたもう一人の巨人、ライトニングファイターは、思いっきりエリーの所まで突進し、エリーを蹴り倒し、ファイターマンからエリーを剥がした。

「ファイターマン、大丈夫か」


ライトニングファイターはファイターマンを抱えながら起こした。

「ライトニングファイター……ありがとう。」

「あぁ、久しぶりだな。

君の活躍はいつも見ていたよ」

「え、どこで?」


そこにゴーレット星人の声がかかる。

「あの……お二人さん、久しぶりの再会はいいんですが、まだ戦いの最中なんですがね。」


ファイターマンとライトニングファイターがはっとして、声のする方を見ると、エリートノイズメーカーが猛然と突っ込んできた。

「ドシーン!」


ファイターマンはエリーを、ライトニングファイターはノイズメーカーを体中で受け止める。


二体を受け止めた二人は、足が後方に押され、地面が削られる。


そして、ファイターマンはエリーにアッパーを食らわせ、ライトニングファイターは上手投げでノイズメーカーを倒す。


エリートノイズメーカーが倒れると、瓦礫と土煙が舞い上がる。


しかしノイズメーカーは素早く起き上がり、両手首を外し、そこからものすごい数の爆撃を繰り出してきた。

「うわ、ウダンボ星人のものより数段、破壊力がすさまじい」

ファイターマンは飛びのきながら思った。


そして、ファイターマンが飛びのいたところがたまたまエリーの後ろに隠れる形になった。


するとノイズメーカーの爆撃はそのままエリーが食らった。

「ギャァーーー!」

エリーの頭は吹き飛び、体も穴だらけになった。


そして、ゆっくりと倒れてエリーは絶命した。


敵ながら、各国のWEFやファイターマン、ライトニングファイターは目をそむけた。

「むごい……」


しかし、ノイズメーカーはそんな心情とは無関係に、攻撃してくる。ファイターマンとライトニングファイターは飛びのく。


飛びのいたところのベルニンの建物は、粉砕されていく。


ノイズメーカーの爆撃は止まらない。空中に無数の光弾が飛び交い、着弾するたびに轟音と衝撃波が辺りを包む。


ファイターマンは、右腕に装備したボディアーマーを構え、迫りくる爆撃を必死に防ぐ。ボディアーマーに着弾した部分には火花が散る。


隣では、ライトニングファイターが、その俊敏な動きで爆撃を避けながら、自分のベルトのバックルから、光の剣を抜いた。


その光の剣は、まぶしい光を放つ、必殺の武器だ。

「ライトニングサーベル」

そのライトニングサーベルを、上段に構えた、ライトニングファイターは、一気に振り下ろした。


ノイズメーカーはもともと別々の部品のUFOに分かれていたので、素早くばらばらになればいいものを、ライトニングファイターの素早い、そして強い剣気に圧倒されたのか、なすすべもなく、一刀両断に真っ二つに切られた。


近田は感嘆の声を上げる。

「さすが、ライトニングファイター!!」


真っ二つにされた、ノイズメーカーはそれぞれ左右に分かれて倒れ、そして、爆発した。

「ふせろ!」

ライトニングファイターとファイターマンは爆風に耐えながらこらえた。

やがてゴーレット星人の声が聞えた。

「うぅむ、なかなかやりますねぇ。素晴らしい。

では、今回はこれで失礼します。」


ゴーレット星人のUFOは遠くの空に消えていった。


それを見た宇宙愚連隊のシャドウマンタ群もあわてて、それに付いて言った。


それを見送ったライトニングファイターとファイターマンはそれらが消えた後、二人で握手をし、静かに消えていった。


後にはベルリンの街の瓦礫とノイズメーカーの残骸、そして、エリーの骸、そして、ドイツの人々の遺体だった。


WEFの面々は、犠牲者に手を合わせるのだった。


第9部終わり

※第10部は11月頃予定



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。