↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
超人ファイターマン  作者: 小泉たかし
PR
82/92

82

「何?本当かそれは?」


国連本部のさらに地下、WEF本部の一角に設けられた、全宇宙連邦のメンバーのために用意されたロビーは、地球のそれとは一線を画す、洗練された空間だった。壁面は滑らかな銀色の金属で覆われ、柔らかな間接照明が、宇宙の深淵を思わせるような、落ち着いた青色の光を放っている。床には、星屑を散りばめたような模様が描かれ、歩くたびに微かに光を反射した。中央には、流線型のデザインが施されたソファセットが配置され、その素材は、触れるとひんやりとした、未知の感触を伝えてくる。空気は澄み渡り、微かに甘い香りが漂っていた。


そんな空間で、コンドールとオキータは、互いに顔を寄せ合い、小声で会話を交わしていた。


しかし、コンドールの興奮は抑えきれず、思わず声が大きくなった。

「コンドールさん、声が大きいですよ。」


オキータが、周囲を気遣うように囁いた。

「す、すまん。

しかし……まさか。」

コンドールは、信じられないといった表情で、オキータを見つめた。

「うん、たしかにあれはアイ様だ。

そして……」オキータは、言葉を区切り、視線を会場の方向へ向けた。

「そして?」


コンドールは、オキータの次の言葉を、固唾を飲んで待った。

「……あの方は、ライトニングファイター」

オキータは、静かに、しかし確信を持って告げた。


その言葉を聞いたコンドールは、しばし言葉を失った。


しばらくして、彼は我に返り、重々しく口を開いた。

「ヒジータリーダーは気づいているのか?」


オキータは、苦笑いを浮かべながら、首を横に振った。

「いや、たぶん、わかってない。

と言うか、ヒジータリーダーはキャリア組だし、あのチヨダスカル星のことなんか知らないと思います。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。