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「何?本当かそれは?」
国連本部のさらに地下、WEF本部の一角に設けられた、全宇宙連邦のメンバーのために用意されたロビーは、地球のそれとは一線を画す、洗練された空間だった。壁面は滑らかな銀色の金属で覆われ、柔らかな間接照明が、宇宙の深淵を思わせるような、落ち着いた青色の光を放っている。床には、星屑を散りばめたような模様が描かれ、歩くたびに微かに光を反射した。中央には、流線型のデザインが施されたソファセットが配置され、その素材は、触れるとひんやりとした、未知の感触を伝えてくる。空気は澄み渡り、微かに甘い香りが漂っていた。
そんな空間で、コンドールとオキータは、互いに顔を寄せ合い、小声で会話を交わしていた。
しかし、コンドールの興奮は抑えきれず、思わず声が大きくなった。
「コンドールさん、声が大きいですよ。」
オキータが、周囲を気遣うように囁いた。
「す、すまん。
しかし……まさか。」
コンドールは、信じられないといった表情で、オキータを見つめた。
「うん、たしかにあれはアイ様だ。
そして……」オキータは、言葉を区切り、視線を会場の方向へ向けた。
「そして?」
コンドールは、オキータの次の言葉を、固唾を飲んで待った。
「……あの方は、ライトニングファイター」
オキータは、静かに、しかし確信を持って告げた。
その言葉を聞いたコンドールは、しばし言葉を失った。
しばらくして、彼は我に返り、重々しく口を開いた。
「ヒジータリーダーは気づいているのか?」
オキータは、苦笑いを浮かべながら、首を横に振った。
「いや、たぶん、わかってない。
と言うか、ヒジータリーダーはキャリア組だし、あのチヨダスカル星のことなんか知らないと思います。」




