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ここは、ファイターマンとヒトクイの戦いのあとが、残るニューヨークの、地下深く、厳重なセキュリティに守られた国連本部。
そのさらに奥深くに、地球防衛軍、World Earth Force(WEF)の極秘本部が静かに存在している。
冷たい金属の壁に囲まれた広大な空間は、最新鋭のテクノロジーと重厚な威厳を兼ね備え、まさに世界の命運を左右する場所であることを物語っていた。
その中心には、円卓を模した巨大な会議テーブルが鎮座し、これから行われる、全宇宙連邦との歴史的な調印式のために、静かにその時を待っていた。
WEF本部長を兼任する国連事務総長、ポール・シモンズは、その威厳ある佇まいで一同を睥睨していた。彼の傍らには、国連の幹部たちが、それぞれの思惑を秘めた表情で控えている。
そして、世界各国のWEF代表たちも、緊張と期待の入り混じった面持ちで、この歴史的な瞬間を迎えようとしていた。
日本からは、WEF-Japanの京元稔志参謀、山桐剛士隊長、近田 智一隊員、そして瑠璃こと神楽坂 瑠璃が参列していた。
この調印式は、WEF隊員を直接メディアに映さないという厳格な盟約のもと、マスコミも同席を許されていた。
しかし、調印が終わった後、国連事務総長ポールはもちろんだが、全宇宙連邦を代表して、ヒジータが、公の場に姿を現すということで、世界の注目度は、想像を絶するほど高まっていた。
一方、日本のWEF-Japan基地では、川中 龍斗副隊長、本郷 史郎隊員、、佐内 由美恵隊員、、宮坂 蘭奈隊員の面々が、固唾をのんで作戦本部のモニター越しに、円卓の調印式の様子を見守っていた。
佐内はふと、川中がぶぜんとした表情であることに気づく。
「あれ、副隊長、どうしたんですか?
不満そうな顔して」「ん?
別に……」
「あ!
目立つところに行けなかったから、不機嫌なんだぁ」
「な!何を言う!」
佐内はにやにやして言う。宮坂はくすっと笑う。
調印式の現場では、瑠璃が、きょろきょろと落ち着かなかった。
「なぜ、私が調印式の参列者に選ばれたのかした……」
全宇宙連邦の面々は全員が、髪の毛髪がブルーで、肌の色はかなり白かった。
名前は、リーダー格はヒジータと言い、他にオキータ、コンドールと、言った。
この全宇宙連邦から派遣された3人は、しばらく地球に滞在し、ともに宇宙からの侵略に対応するという。
瑠璃のスマホの中にいるファイターマンは面識はないものの、同じ組織の者と話をしたくてうずうずしていた。瑠璃は小さな声でささやく。
「ちょっと、ファイターマン、興奮して、ブルブル震えないで」
全宇宙連邦のメンバーで、かなり美しい顔のオキータが、なんか落ち着かない態度の瑠璃を見て、はっとした顔をする。さらに、隣に立っていると京元参謀を見て、さらにぎょっとする表情を見せた。
しかし、京元は、オキータをにらむ。オキータは、委縮した感じで口をつぐんだ。




