クイーンとの戦闘
「グァッ!」
と言うクイーンニードルラビットの鳴き声と共にクイーンニードルラビットが女の子に襲い掛かる
女の子は彼女の武器と思われる弓を体がフラフラの状態で構えている
俺は鞘から刀を抜き女の子を守るようにクイーンニードルラビットの前に立つ
「あなた...は?」
そんな女の子の震えた声に俺は....
「安心しろ俺が守ってやる」
そう俺は女の子に言葉を発する
「グギャッ!」
クイーンニードルラビットが鳴き声と共に右腕を振り下ろしてくる
「遅い」
俺はその振り下ろされた右腕を黒狼の刀を振るい切り落とした
「ギャァァ!」
クイーンニードルラビットの悲鳴が響く
「す..凄い」
後ろから女の子の驚愕した声が聞こえる
俺はそのまま痛みで悶絶しているクイーンニードルラビットに追撃を仕掛ける
「喰らえ!」
黒狼の刀を振り下ろすがクイーンニードルラビットは高く跳躍し俺から距離をとる
「グギャッ」
クイーンニードルラビットは警戒する声をだしながら俺を見つめてくる
「そういえばキングとクイーンには跳躍力強化のスキルがあったな」
そんな事すっかり忘れてたとばかりに俺は苦笑しながらつぶやく
(さてどうやって倒すかな最初の計画の甘味の実を使った作戦は今の状態じゃつかえないしな)
そう思い俺は後ろにいる女の子に声を掛ける
「少し離れてな」
そう言うと女の子は少し俺から離れる
(やはり風魔法で倒すかならオリジナル魔法の実験にも使えるなまぁ初めて使うから詠唱はちゃんとしないとな1人ならまだしも後ろにボロボロの女の子もいるし力加減を間違ったら大変だし)
そう思い俺はオリジナルの風魔法の詠唱を開始する
「風の刃よ収束し、眼前の敵を切り裂き払う刃となれ<ウインドブレード>」
そう唱えると大量のウインドカッターが収束し大きな風でできた刃が俺の目の前にできる
俺は黒狼の刀を鞘に納めるとウインドブレードを手に取る
「な..に?あの魔法?」
女の子はまたも驚愕した声を出した
俺はウインドブレードを軽く前で振るうとウインドカッターが飛び出してくる
「ギャァ!」
クイーンニードルラビットは突然ウインドブレードから飛び出してくるウインドカッターに反応できなかったらしく左腕が吹き飛ばされる
「よし、当たった」
俺はクイーンニードルラビットを逃がさないように連続してウインドブレードを振るう
「ギャァァ!!」
避ける暇もなくウインドブレードから出たウインドカッターに滅多切りにされたクイーンニードルラビットはそのまま絶命する
「ふぅ何とかなったか...おい大丈夫か?」
俺は後ろに居る女の子にウインドブレードを消しながら声を掛ける
「は、はい大丈夫です....ふぅ」
そう女の子が言うとぐらりと体が倒れた近くに寄ってみると安心して寝ているようだ
「寝ているみたいだな無理もないか俺が来なきゃたぶんこの子は死んでいたんだろうし」
俺はそうつぶやきクイーンニードルラビットの死体をアイテムボックスに入れて女の子を背負う
(歳は俺と同じ位か?まぁいいクイーンが居ないことに気付いたキングがこっちに来ても厄介だから早めに泉の場所に戻るかな)
俺はそう思いながら近くに生えてた薬草などの草を回収しながら泉に戻った
いかがでしたか?
戦闘描写が難しいです
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