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いい小説を書くには、いい土地が必要

 種を蒔き、水をやり、芽が出るのを待って、大切に育てる。

 雑草を抜き、追肥をやり、必要に応じて葉を減らしてやる。日光がよく当たるように、だ。ものによっては、害虫対策も必要だろう。

 早いものならば、2週間~1ヶ月で収穫できる。もうちょっと時間がかかる作物もある。2~3ヶ月とか半年とか。中には、2年以上も世話を続けなければならないものまである。

 そうして、収穫を終えたら、土地を耕し、肥料をすきこむ。


 小説の話ではない。実際の農作業の話。これならば、やったコトがある。

 けれども、それは小説も同じ。いい作物を育てるには、いい土地が必要。まずは、土を作ってやらなければならない。育てる作物によって、土の条件も変わってくる。水はけがいい方がよい場合もあれば、逆に水分を保ってくれる土の方がいいものもある。

 必要とする水の量も肥料も違ってくる。これを間違えると、失敗する。少ないと、よく育たないし、多過ぎると枯れてしまう。

 連作障害にも気をつけなければならない。同じ土地で、同じ作物を続けて植えると、上手く育たないコトが多い。それも、何を育てるかによって違ってくる。全然、間を空けずに育てていいものもあれば、2年、3年と間が必要なものもある。中には、4~5年を必要とする作物まである。


 こういうコトをいちいち考えながらやっていくのは、最初は大変。

 だけど、しだいに慣れてくる。むしろ、このように考えながら進めていくのが楽しくなってくる。

 作物を育てるのも、小説を書くのも同じ。

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