枯渇
血に飢えた吸血鬼みたいな気分。
足りないな…まだ足りない。全然足りない。書き足りない。
もっとやれるはずなんだけど。質の方は、まだしも。量は、もっともっと書けるはずなんだけど。最大で、今の5倍くらいは書けるはず。
油断してしまって、全然枚数が書けない。心の底に眠らせている力が、眠ったままになっている感じ。無駄な時間ばっかり過ごしてしまっている。
連載数が足りないのかな~?
1話あたりの執筆枚数を増やしてもいいんだけど、それだと、本来持っている力が発揮できそうにないし。毎日、ちょっとずつ進めるのが、合っているらしい。そのやり方ならば、数ヶ月後に、無意識の内に完成原稿が手元にできている。逆に、無理をして1話あたりの枚数を増やすと、ろくなことにならない。
そう考えると、やはり7つか8つくらい同時連載にしないと、本来の力が発揮できそうもない。
後先考えずに、バンバン新連載を始めちゃおうかな?アイデア自体はあるんだし。
ただ、後のコトを考えると、無闇に連載を抱えない方がいいと思うんだけど。慌てて、数多くの連載を始めちゃうと、間違いなく後から苦しくなってくる。それが目に見えている。けど、それがやりたい。そのくらい自分を追い詰めないと本気が出せない。
ジレンマだな…
とりあえず、始めたばかりの「普通の小説」は、かなり上手くいっている。ここまで順調。思った通り。いや、思った以上に順風満帆に進んでいる。“こういうコトがやりたいな~”とおぼろげながら想像していたコトを、実際に書いてみたら、想像以上にキッチリとした形になって生まれてきた感じ。
準備段階としては、ここまで、まずまずの展開。まだ、当初予定していた部分までは到達していないのだけど。そういう意味では、全く本領発揮していない状態。たぶん、読んでくれている人たちも、どういう小説かわかっていないだろうなと思う。
狙い通りにハマれば、かなりおもしろくなると思うんだけど。




