「普通の小説」
短編を書いていたのに、始めたのは長編だった。それも、書いていたのとは全然別の小説。その名も「普通の小説」
おかしい。こんなはずではなかったのに…
昨日の段階では、とりあえず短編を何作か書き上げて発表する気だった。その後、長編を開始するはずだった。それも、「普通の小説」とは、また別の作品を。そのつもりで、主人公も決めて、設定もボチボチと頭の中に浮かび始めていた。
ところが、1時間ほど前にテレビのニュースを眺めていたら、突然、新しいアイデアが降ってきた。
「これだ!」と、パソコンの画面に飛びつき、文字を打ちまくった。そうして、「普通の小説」の1話目ができていた。
もしかして、これ、結構マズいパターンなんじゃないだろうか?勢いだけで始めてしまって、後から困るという。
そもそも、普通の小説だよ。お昼に普通の小説について考えていたから、こんなコトになってしまったのだ。
「僕の弱点は、なんだろう?弱点は克服しなければ。そうだ、弱点は普通の小説。普通の小説を書くのが苦手なんだ。だったら、その弱点を補ってやらなければ。その為に、あえて普通の小説を書こう」
そんな風に考えたのがいけなかった。
考えたなら、即実行!そうして、「普通の小説」という名の小説が生まれた。タイトルは、そのまんま。
ま、始めてしまったものは仕方がない。最後までキチッと完成させよう。
普通の人が主人公の普通の小説。ここから、どう普通でなくしていくかが見物。自分でも、どうなるかわからない。ワクワクする!ちょっとだけ先の展開を考えているけれども、それ以外は全くの未定。




