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何もしないことの効用

 “何もしない”って、いいな。無駄に動き回るよりもいい。

 何もしないと、退屈で退屈でどうしようもなくなる。そうして、ムクムクと小説を書く気が湧いてくる。けれども、何かしていると、それだけで疲れてしまったり満足してしまい、小説を書く気も起きなくなる。

 何もしないというのは、本当に何もしない。テレビも見ないし、インターネットもやらない。音楽も聞かないし、本も読まない。散歩すらしない。ただ、部屋の中でジッとしているだけ。何もしない。

 ただ、ひたすらに壁を眺め続ける。あるいは、柱と柱の交差している部分を凝視し続ける。すると、頭の中に何かしらの考えが浮かんでくる。上手くすれば、それは別世界の光景となり、徐々に物語へと変わっていくだろう。新しくキャラクターが生まれ、ストーリーを紡ぎ始める。

 さあ!そうなったら、原稿用紙に向え!ノートパソコンの画面へと飛びつくのだ!あとは、パソコンのキーボードを叩くだけ。それだけで、頭の中の物語は文字となり、作品へと変わっていくだろう。

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