表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
172/200

それは、単なる言い訳じゃないかい?

 目が覚めた。

 さて、まずは何をやるか?もちろん、12時間後の自分の姿を想像するのだ。


 昨日は、随分と上手くいったのにな…

 サクサクと書き進め、結構な枚数の完成原稿を手にすることができた。なのに、今日はどうしたことだろう?全然進まなかった。まるで凪だ。風が完全に止まったみたいに、何も進まなかった。一体、何が原因だったのだろうか?

 考えてみると、無駄な行動が多かった。やっている時は、意味があると信じていたけれども、後になって考えてみると意味なんてなかった。ただ、“僕がそうしたかっただけ”だった。そうしたいが為の言い訳として、“意味がある”と思っていた。思い込もうとしていた。それだけだった。

 その行為は本当に必要か?そのゲームをやる必要がある?その番組を見る必要は?そこでインターネットに触れる必要があるか?全部全部、言い訳ではないのか?そうしたいが為の言い訳なのでは?“小説の為”という言葉を使えば、何でも許されると思うなよ。

 それが甘さとなり、無駄となり、時間の浪費となってしまう。そうなってはいけない。そうしてはいけない。


 ここまで考えて、僕は現実の世界へと帰ってくる。

 もちろん、これらは空想だ。けれども、このまま進めば、高確率で進むはずだった未来。

 危ない!危ない、危ない。もうちょっとでこのような1日を進む所だった。こうなってはいけない。こうしてはいけない。

 では、小説を書こう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ