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12時間後の自分の姿を想像する

 いいね!実にいい!

 時間のスピードを緩めることに成功した!おかげで、ひさしぶりに充実した1日を過ごすことができた。


 コツは、“12時間先の未来を想像してみること”だったんだ。目が覚めたら、まず12時間後の自分の姿を想像してみる。できれば、後悔している姿を。希望に満ちあふれたバラ色の未来なんかじゃない。できるだけ悲惨な方がいい。


 想像してみたかい?

 そうしたら、こう思うだろう?“こんな風にはなりたくない!”と。

 だから、努力するんだよ。“こんな風にはなりたくない!だから、そんな未来は変えてやろう!”と、そう思って人は努力するんだよ。必死になって足掻き、懸命に未来を変えようと努力する!それこそが、人のあるべき姿なのではないだろうか?理想の作家に限らず、誰であろうとも。


 その理論でいけば、寝る前のこの時間に、12時間後の姿を想像すればいいのだろうか?目が覚めて、しばらく経った時の姿を?

 ウ~ン…あまり上手くいかないな。そりゃ、そうか。夢の世界を訪れて、そこから戻ってきて、後悔も何もあったものじゃあない。もしも、あるとすれば、“昨日は、ろくな夢を見ることができなかったな”“もっと、いい夢を見たかったのに。あるいは、悪い夢だろうか?小説のネタになるような、最悪の悪夢を”といった程度のことだろうか?

 けれども、それを想像した所で、本当に悪夢やらいい夢やらを見たりできるものだろうか?

 ちょっと、これに関しては研究が必要なようだ…

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