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小説の密度

 これ、皮肉な話なんだけど…向こうの作品が停滞すれば停滞するほど、こっちがバリバリと調子よく書けてしまう。悩めば悩むほど、考えれば考えるほど、こっちが進んでしまう。こういう時、同時連載しておいてよかったなと思う。

 せっかくなので、もっと悩んで、考えて、書けるだけ書いてしまおう。


 小説の長さについて。全体的な長さもそうだんだけど、特に1話1話の長さ。

 たとえば、原稿用紙16枚書かないといけないとして、原稿用紙8枚の倍なわけだよね?原稿用紙4枚の時の4倍。これを同じ内容で書いていいのだろうか?と悩んでしまう。

 “4倍の長さなのだから、内容も4倍にしなければならないのではないのだろうか?”ついつい、そう考えてしまう。原稿用紙4枚で1人の敵を倒していたのならば、16枚ならば4人の敵を倒す。あるいは、1ヶ所を訪れていたのを4ヶ所に増やす。とか、そんな感じで。


 もちろん、これとは別の方法もあるはずなんだよ。

 枚数が増えたとしても、やっているコトは同じ。代わりに、内容を薄くするとか、描写をより克明にするとか。でも、そういうのは苦手。

 小説を書く時に、つい“密度”というのを考えてしまう。同じ枚数の中に、より多くの情報を入れなければならないのではないだろうか?と、そんな風に考えてしまうのだ。たとえば、“ストーリーがポンポンと進まなければならないのではないだろうか?”とか、“ストーリー自体が進まなかったとしても、何らかの方法で大量の情報を含ませなければならないのではないだろうか?”とか、そういったコトを。

 そのように考えていくと、なかなか長い文章が書けなくなってしまう。なるべく短い文章の中に密度を高めて詰め込もうとするからだ。

 この辺が、当面の課題だな~

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