表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
155/200

楽しいって、何だろう?

 “楽しい”とは、何だろう?と考えてみる。


 たとえば、みんなでバーベキューに行く。河原でお肉を焼いて食べる。炭火で焼いたお肉だ。美味しい。でも、それはその場限りの楽しさではないのだろうか?いや、いい思い出にはなるか。

 でも、いろいろと面倒臭い。自動車を運転して、遠くまで出かけなければならないかも知れないし、炭やら食材やらを買い出しに行き、野菜を切ったり、ご飯を炊いたり、準備もしなければならない。もちろん、後片づけもしなければならない。

 お金もかかる。食材の購入費に、自動車のガソリン代。その他もろもろ。


 それが、ゲームならば、どうだろうか?

 バーベキューに1回行くのと同じだけの料金で、1ヶ月くらいは楽しめるのでは?ま、いい思い出にもなるだろう。でも、時間がかかる。ある程度上達するまでに時間が必要だし、その後もいろいろと時間を取られてしまう。人によっては、ムチャクチャお金もかかるだろう。

 それよりも、あの不毛感だ。ゲームをプレイしている時には、それは楽しい。脳内から麻薬が出てくるような楽しさ。だけども、後になって考えると「なんで、あんなコトに時間を使っていたのだろう?」「何をあんなに必死になっていたのだろうか?」という虚しさが残ってしまう。その時は楽しいのだけど、後に残るような楽しさではない。


 そこで、小説。あるいは、小説でなくてもいい。絵やマンガを描いたり、曲を作ったり、映画を撮ったり、そういった類の行動。

 ここにも楽しさがある。もちろん、同時に苦しみもある。だけども、後に残る楽しさだ。むしろ、やっている時には苦しくても、後から考えると楽しく感じてきたりする。不思議なものだ。しかも、作品が残る。作り上げた作品が後に残る。もしかしたら、何百年も後の世まで。それは、単なる思い出を軽々と越えてしまう。

 そう考えると、やはり、創作はいい。小説を書こう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ