114/200
小説を書いていると、迷ったり飽きたりしてしまう
目が覚めた。さて、小説を書こう。
小説を書くという行為自体は、非常に単調な行為だ。だから、どうしても途中で飽きてしまったり、迷いが生じたりしてしまう。全く飽きもせず、迷いもせず、何ヶ月も何年も同じペースで書き続けるというのは難しい。
だから、僕は迷う。飽きもする。そうして、その“迷い”や“飽き”さえも小説へと変えていく。それにより、マンネリ化を防ぐ。完全に同じペースで書き続けるのは難しい。だから、ペースを落としたり上げたりしながら抑揚をつける。それにより、マンネリ化を防ぐ。
一定の量でなくて構わない。同じペースでなくてもいいのだ。とにかく、ひたすら書き続ける。そこだけは崩してはならない。
1度でも完全に止まってしまうと、再び進み始めるのは非常に困難。だから進もう。進み続けよう!どのような形であれ、どのような手段であれ、とにかく前へ前へと進み続けるのだ!
そうすれば、後には道ができる。道とは、もちろん作品。君が完成させた小説の形。




