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闇の国と地下の国

前回のあらすじ~

ドンダの星の問題が明らかになり、解決への糸口を探す。その後、魔王の七人組に刺客が送られる。

一体、どうするキータ!?


ドンダ「それは、人口爆発だ。一住民が住める土地が尽きてしまった。誰か、他の星に移住させることも考えたが、我の星を愛してくれる彼らに一体、誰が言えるだろうか?それでは星が疲れ切ってしまうことも我らは分かっている。だから、この星を侵略しようとした。この星が我の星に最も似ている。これしかないと思ったんだ。」

キータ「相談できる人はいなかったの?」

ドンダ「他の星や国との交流は皆無なのだ。それで果たして頼れる信頼関係は生まれるだろうか?」

 ドンダはあたかももうすぐ死ぬような表情を浮かべる。

キータ「侵略は侵略を呼ぶことになるよ。でも、ここに来てくれてよかった~。僕にいい考えがあるんだ~。侵略しなくても万事解決できる方法だよ~。」

ドンダ「そんな方法どこにも…」

 僕は首を横に振って、ニカっと笑う。

キータ「ドンダの星を複製すればいいんだよ~。」

 ドンダや部屋の端っこにいた眼鏡っ子はフリーズした後、顔を見合った。

 そんな事を言った三日後、この国が暗闇ではなく、快晴が広がっている昼頃にドンダや戦った四人がお礼を言いに来ていた。深々と頭を下げているドンダ達に動揺して僕はおどおどしている。

キータ「僕はあくまでマホにお願いしただけだから~。」

ドンダ「それだけではない。我らが罰されないように動いてくれたこと、なにより敵であった我らにも温かい手を差し伸べてくれて感謝尽きない。」

 マホは僕にジト―っとした視線を向ける。

キータ「マホ、ありがとうね。」

 マホは暫く僕を見た後、溜息を吐きながらドンダの方に視線を向ける。

マホ「ドンダ様、これからの繁栄を心からお祈りいたします。」

 マホは無表情のままで、芯の通った声色で言う。ドンダが帰っていった後、マホは不機嫌なままだったので羊羹を渡すと、とてつもなく上機嫌になった。

翌週、急に魔王の七人にファレの城に呼ばれた。

 空間魔法”自由なるフリーヒューマン

 マホとお昼頃に着いた。急いでファレの部屋に入ると魔王の七人たちは泣きついてきた。

キータ「どうしたの!?落ち着いて~?」

 アイディは深呼吸をして、状況を説明してくれた。

アイディ「実は魔王狩りから逃げてきたのです。」

キータ「はい~?」

アイディ「信じてください!!」

 後ろに僕らとは違う気配を感じ取った。アンディたちをマホに任せて、振り返る。

キータ「君は何者なの~?」

??「あと、もうちょっとだったのに、魔王って聞いてどんな奴かと思って、楽しみにしていたのに期待して損した~。」

 高校生くらいの年齢の男の子はそう言うとアイディに”何か”を放つ。僕はその攻撃を受けると体が伸びたり、捻じれる感覚に襲われる。しかし、何も起きない。

 マホが僕にすっと近づいて、耳打ちをした。

マホ「彼のスキルは、『空気エアー』天気を変化させたり、自身が空気になり移動したり、相手の体内に入ることで、相手を操ることが出来ます。」

 幅が広そうなスキルだな~。

キータ「君の目的は分からないけど、僕の友人なんだ~。攻撃しないでほしいんだけど?」

??「それを聞く義理はこっちにはないよね?」

キータ「僕はキータ、君の名前は?」

 男の子は戦闘態勢に入る。

??「お前に語る名などない!!」

 男の子は僕に襲い掛かる。僕は軽くデコピンをしようと男の子の額に標準を合わせようとしたが、その手を男の子は強く振り払う。

??「そんな攻撃で倒せると思うなよ!!」

 僕の胸ら辺に男の子は手を当てた瞬間、僕は壁の方に吹っ飛ばされた。部屋の壁は凹んでいる。ファレは怒っている。

キータ「部屋を壊さない方向で倒してくれないかな?」

 男の子は僕の話を聞かないで下の方に手を伸ばす。何かやっているようだけど、変化はない~。しかし、男の子はもう勝ち誇っている。男の子は右腕を上げる。僕の右腕は下がったままだ。

キータ「マホ、縄とかない?」

マホ「今は持っていません。」

男の子「俺はいつも独りで生きてきた。近づいてくれる奴がいても、俺をいいように利用するだけだ!!だから!!」

 急に扉が吹っ飛ばされて、煙が立つ。

??「カチコミだ!!」

 女性の怒鳴り声が扉の方から聞こえてきた。徐々に煙が薄まってきて、女性の姿が見えてきた。髪は金髪、目つきが悪く、革ジャンを着ている。かっこいい系の女性だった。

ヤンキー女「私はそこのガキの連れだ。ガキの用心棒と言った方がいいか?細かいことは今はいい。あんたには消えてもらう。」

マホ「キータ、危険なので気をつけてください。」

 ヤンキー女性は僕に攻撃を仕掛けてきた。僕には何も効果がなかったが、服が砂になってあられもない姿を見せてしまった。マホは瞬時に服を僕に投げて、僕はすぐに着た。でも、すぐに破れないよね?

マホ「安心してください。その服には循環魔法”流全フロースエブリス”が掛けられています。スキルや魔法による攻撃を服の内部溜めて、任意で発動することができます。」

 マホは脳内で説明が終わると、マオサたちやファレをマホの中に避難させている。ヤンキー女性は僕をいくら攻撃しても効かないと分かるや否や、男の子の腕を掴む。

ヤンキー女性「このままで終わると思うなよ!!」

 そうして、二人はファレの城から消えていった。一体、なんだったんだろう?

キータ「ファレたちを外に出そうか?」

 マホは部屋の中で家の姿になり、扉を開けるとファレたちは肉や魚、野菜をこれでもかと焼いて、ムシャムシャ食べている。

キータ「うふふ、何をしているのかな?」

 僕は助けようとしたのにマオサたちは呑気に喰って…

マオサ「おっ!キータ、食うか?うまいぞ!」

 マオサは満面の笑みで肉を差し出す。僕はその後、マオサたちを説教したのは言うまでもない。その後、やけ食いをして倒れた。目を覚ますとベットの上にいて、ベットの下傍にはバケツが置いてあった。

キータ「うっ、吐きそう。」

マオサ「キータ~!!心配したぞ!!」

 マオサは僕の声を寝室から聞こえて僕に飛んできた。次々と魔王たちが僕の上に飛んでくる。

キータ「「う~、だずげて!!」

 もがきながら寝室に入ってきたマホに助けを求めたがいい気味と言わんばかりに鼻で笑っている。

ファレ「ぐすん!!良がっだのだ~!!」

 泣きながら喜んでくれたのは嬉しいのだが、魔王の七人の体重が乗っかり、胃の中から何か出てきちゃう~!!七人は同時に話しかけてくるけど、全然聞き取れない~。

魔王の七人「でも、元気そうでよかった。」

キータ「心配してくれてありがとう。でも、ゆっくり休みたいから。僕から降りて~。」

 ファレは何かを察したように六人の背中を押し、部屋から出て行った。ファレにはお礼を言わないとね~。再び、目を瞑ろうとしたらカーテンの間から目一杯の日差しが目に刺さる。カーテンを閉めて、さあ寝ようとベットに寝転んだ瞬間、違和感を覚える。

目をキョロキョロとしていると

ボカシ声「キータ様を鏡の世界に監禁しました。部屋から出て、多くの試練をクリアしてください。クリアした場合、鏡の世界から脱出できます。それでは始め。」

次回予告~

キータは鏡の国に迷い込み、どんどん試練を突破していく。試練の先にあるのはなんなのか!?魔王の七人に送られた二人の正体、地下の国とはなんなのか!?

次回『鏡の国から地下の国』

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