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プロローグ
ここは魔法が当たり前のように存在する世界。
人々は精霊たちの力を借り、自身の魔力と合わせ魔法を使っていた。
人は生まれながらに魔力を持つ。
魔力量の個人差はあるものの、魔力を持たずに産まれる子などこの世にいなかった。
ーーたったひとりを除いて。
とある田舎の修道院。
ひときわ激しい豪雨の日、小さな女の子が拾われた。
3歳児ほどの見た目であったが記憶はなく、そして魔力を持たなかった。
魔力を持たないがために捨てられたかわいそうな少女にシスターは心を痛め、そこの修道院に引き取られることとなった。
水の精霊王によく似た青い瞳と空色の髪を持つその少女は〝アクア〟と名付けられた。




