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燃え滓の魔女が、あなたの妃になるまで。

作者:水彩月子
エレナの国の第4王女であるラティナ・エレナ。白い肌と金髪碧眼が美しいとされる大陸で、赤銅色の波打つ髪と、溶けるような琥珀の瞳、豊満な褐色の肢体を持つそれでも美女とわかる少女は、平民を母に持つことから王侯貴族から虐げられてきた。

波打つ赤銅色の髪と、炎の精霊に愛され苛烈な灼熱を操る姿から「エレナの燃え滓」と揶揄される王女は、戦場に出て恋を知った。

父王サラディバ・エレナの失政に始まったイリスの国との戦に駆り出されたラティナは、同じく王族でありながら軍を率いるイリスの国の第3王子であるリシオン・イリスと恋に落ちたのだ。

戦場で幾度となく剣を交えるふたり。しかし、逢瀬の時間は長くは続かない。

国の地力からリシオンに敗北し敗走したエレナは、敗戦の責任を負わされ牢獄に繋がれることになる。このまま魔女として引き渡され処刑されるのだと思っていた矢先、リシオンに救い出され、彼は言うのだ。

「私の妻になっていただけませんか?」

それぞれの国で王侯貴族から嫌われてきた不遇の王女と王子は、手と手を取り合い、腐敗しゆく国を立て直そうともがいていく。それが、ふたりが共に生きられる術だったから–。
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