10話
ユキちゃんをベットに寝かせた俺は、階段を下りて酔っ払い達で賑わう食堂に足を踏み入れる。
俺はいつも座っているカウンター席の端から三番目に行こうとしたが、そこに一人の灰色のローブを着たエルフが座っていた。ちらりと横目で見たが、どこにでもいるエルフと同じく、白い肌で眉目秀麗だった。
俺はため息をつきながら、仕方なく端っこに座るとおやっさんに葡萄酒を頼んだ。
この町は葡萄酒が名産とだけあって葡萄酒がとてつもなくうまい。前にエールも飲んでみた事はあるが、ぬるくて苦みが強くて美味しいと感じなかった。
冷やせれば少しはうまくなるとは思うが、この世界で冷やす為には魔法か魔具を使わなければならないらしい。もちろん俺はどちらも無理だ。葡萄酒ばかり飲んでしまうのも必然だろう。
ニーナは俺の横まで来ると無愛想な顔で『はい』と言いながら俺にお酒とチーズを渡してくれる。お客さまに対してあるまじきラフさであるが、まぁ別にいいか。
「葡萄酒しか頼んでいないのだけれど、いいのか?」
「おやっさんからのお礼だってさ」
「そうか、ありがとう」
俺が礼を言うと彼女はカウンターに引っ込み、他の客の為の酒を注いでいた。
俺は彼女から視線を外すとちらりと辺りを見回す。あまり繁盛しているとは言えないこの宿屋ではあるが、今日に限ってはテーブル席はすべて埋まっていてカウンターもある程度埋まっている。
後ろで騒いでいる宿泊客の話を聞いて予想するに、今日狩りに出かけていた冒険者たちが、仲間を連れて宴会しにきたようだ。
喧騒の中、俺は今後どうするかについて思考を巡らせる。
まず俺が真っ先にしなければならないのは知識の入手だろう。特に魔法。
そしてある程度の魔法の知識を得たら、今度は定職に就きたい。魔法か。まぁ使えたら楽しそうだし、ちょっと……いや、かなり使ってはみたいが、別になくて生活に困るものでもない。
最悪なくても良いが、魔法に関してのあたりさわりのない知識は知っておかなければならい。この世界では魔具で溢れかえっているし、一部魔具は発動できないと仕事にも支障が有りそうだしな。
俺はチーズをつまみ口に入れると、後ろの方からガシャンと何かガラスの何かが倒れる音がした。多分酒の瓶を倒してしまったのだろう。
ふと、俺は視線を感じて顔を横に向ける。そこには俺の席を占拠していたエルフが、じっとこちらを見ていた。
「なぁ、君はここがうるさいとか思わないのか?」
彼女はそう言ってちらりと後ろを見たのち、視線をグラスに良向ける。そして葡萄酒の入ったグラスを傾けた。
うるさい、か。
あれぐらいであればもうどうとも思わない。一時期はボッチエリートだったんだぞ? 何度一人焼き肉した事が有ると思っているんだ? こちとら仕事終わりに一人で寂しく肉を食っていると言うのに、後ろでは数人が集まってワイワイどんちゃん騒ぎ。
一人焼き肉を初めたあたりはずっとイライラしていたが、今はもう完全に慣れてしまって何とも思わない。
隣で宴会? やれば良い。ただ一つ、リバースは止めてくれ。マーライオンは勘弁だ。
「奇声みたいな行きすぎた音声でなければ、これくらいの雑音なんて無音と同じだろう」
俺がそう言うと彼女はフッと笑みを浮かべた。
「これくらいなら無音と同じか……」
彼女は美しい金色の髪を掻き上げると、飲み終わったグラスを持ち上げ、ニーナを呼んでおかわりを頼んだ。
俺はそんな彼女の様子を見てため息を吐いた。
(うわぁぁぁぁなんかめっちゃ綺麗なエルフの姉さんに話しかけられたんだけど……? ギルドのダークエルフもそうだったけどエルフって実は結構アグレッシブに会話してくんのか? 正直面倒なんだが……)
もうこれ以上友好関係は広げなくて良い。おやっさんやニーナで最低限の話し相手はいるし、ギルドには俺に仕事を回してくれる商店も出始めた。もう十分だろう?
俺は彼女から視線を外すと、グラスを傾ける。結構なペースで飲んでいたせいか、もうグラスは空になってしまった。
その様子を見ていたのか、スッと現れたニーナは俺の横からグラスを手に取る。そして葡萄酒の注がれたグラスを持ってきてくれた。
「ありがとう」
「はいはい」
無愛想にそう言うとニーナは一旦奥に入り、おやっさんと一緒に幾つかのエールを手にもって出てくる。そして笑顔を作るとテーブル席にエールを置いて行った。俺にも笑顔で対応してくれませんかね。
「おう、飲んでるか?」
そう声をかけ来たのはおやっさんだった。テーブルの上に全てのエールを置いてきたようで、両手には何も持っていなかった。
「ああ、おやっさん。飲んでるさ、それとチーズありがとう。旨いよ」
「なに、いつも利用してくれるしな、今日は留守番もして貰ったし、気にすんな!」
おやっさんはそう言うと豪快に笑いながら俺から離れ奥に行こうとしたが、隣にいるエルフに話しかけらていた。どうやら彼女はツマミを頼んでいるようだ。
俺はグラスをもちあげ、ランプの光に当てる。その黒紫色の液体はオレンジ色の光に当てられて、色が少し明るくなったような気がした。
不意に、隣から話し声が聞こえなくなり、俺は視線をそちらに向ける。
「……ん、なんだ?」
そこではおやっさんとエルフがニヤニヤしながらこちらを見ていた。おやっさんはエルフに何かを言うと厨房へ行ってしまう。
「いや、注文した品が既に届いていたらしいからな」
エルフはそう言っていたが、俺は彼女が何が言いたいのか分からず首をひねる。まぁ気にしないでおこう。
「私はアニエスと言う。君、名前はなんて言うんだ?」
「ヒビキです」
俺は興味はありませんよオーラを出しながら、彼女から視線を外す。そっけなくすれば多分俺に話しかけようとする気も失せるだろう。
「まぁまぁ、つれないなぁ。もう少し話をしようじゃないか? 私と話をするのが嫌なのか?」
彼女は席から立ち上がると俺の隣に座る。そして葡萄酒を飲み込んだ。俺はため息を吐くと、彼女に視線を向けた。
彼女は俺と視線が合うと眉根を下げ、にっこりと笑う。その笑顔だけで日本人の9割は心を奪われるだろう。
エルフの綺麗な顔は本当にうらやましい。
「君は冒険者か?」
彼女は俺を見つめながらそう言った。
この世界において冒険者とは町の外やダンジョンで魔物や動物を狩る職業である。また傭兵みたいな事もするらしい。俺はその冒険者のギルドカードは持っているが、冒険者ではない。車を使わない人の自動車免許みたいなものだな。身分証としては便利だ。
「ギルドカードは持ってますけど、ただの身分証明書です」
「そうか? てっきり冒険者かと思ったぞ?」
「えっ? そう見えます?」
「ああ、なんとなくそう思ったんだがな。もしくは……学者か?」
俺は小さく噴出した。
「学者とか、そんなわけないじゃないですか? 俺は日雇いで働くしがない一般平民ですよ」
「そうなのか? 意外だな」
意外でも何でもない。パッと見で分かるだろう、こんなヒョロヒョロでもやしみたいな俺。着ている物はボロボロの服だぜ? こんなのが冒険者や学者に見えるだろうか?
「俺よりもアニエスさんの方がよっぽど冒険者で学者に見えますよ?」
「まぁ私は学者だからな、あと、私の事はもっとラフに呼んでくれて良い」
「いや、敬語を使うのは癖なんですよ。気にしないでください」
敬語とか一種の拒否反応だと思ってくれていい。別に仲良くなろうと思っていないしな。
「そうか……なるべく気にしないようにしよう」
よし。これで距離ができた。素晴らしい人を払いのけるテクニック、これで俺に話しかけたいと思わないだろう。ゆっくり酒が飲めるってもん――
「そういえば戦闘は一切しないのか? 少しはした方がいいと思うがなぁ?」
――酒が飲める、そう思っていた時期が僕にもありました。なんだこいつ、仕事だったら諦めずに話しかけるかもしれないが、プライベートでこんな反応されたらそそくさ距離とるぞ? とりあえず返答しようか。
「……そうなんですか?」
アニエスさんは小さく頷く。
「ああ。レベルと言う概念は知っているだろう? ある程度上げておけば今の2倍動いても疲れなくなるぞ?」
確かにレベルと言う概念はギルドで聞いたことがある。どうやらこの世界には魔素と言うものが存在していて、すべての生き物がそれを持っている、らしい。それが増えれば肉体や魔力が強化されるとかなんとか。
自身の魔素を増やすのには2つ方法がある。一つはトレーニング。ランニングやら魔法を沢山使ったり、な。もうひとつは人や動物やモンスターを倒すこと。後者は前者と比べて多くの魔素を得ることができる、らしい。
それにしても2倍働いてもか。
「そんな違うんですか?」
確かにそれなら忙しい日の疲れ次の日に持ち込まないかもしれない。それかなり良くないか。
アニエスさんはコクリと頷く。
「ああ、そうだぞ。ニーナだってここの店主だってある程度はレベルを上げたんじゃないか?」
え、もしかして俺のレベル低すぎ……? 実はもっと上げた方がいいのだろうか?
「いや、でも俺。うーん、あった方が良い、か?」
「ああそうだ。モンスター討伐とかは……難しいのか?」
ユキちゃんが居れば何とかなりそうな気もするな……。だけど俺は戦えないし、足引っ張るだけになりそう。それにオイルラッドみたいな凶暴なモンスターが複数でたら俺食べられる。
「無理そうだな、ただでさえ野生動物にも勝てないのに」
俺がそう言うと彼女は小さく笑う。
「そんなことは無い、案外勝てるものだ。多分それは君の偏見がそうしているだけだろう」
「偏見?」
「ああ、全ての動物や魔物が強いと言う偏見だ」
そう言われても、そもそも日本に魔物なんていなかったしな。そもそも魔物と聞いてだけで『強そう(小並)』とか思ってしまうのは仕方のないことではなかろうか?
「まぁあるかもしれないですね」
「いや、あるだろう。であるならばまずは魔物に対する偏見を無くすために敬称をつけようではないか。ついでに私に対する敬称はなくそうか」
「敬称って……」
「はは、君は敬称を甘く見ているな? 敬称は大切なのだ。たとえば君は私に対して敬称、名前の後にさんを付けただろう? そうすると、少しだけ距離をがあるように君も私も感じてしまう」
まぁ確かにそうだ。そういう意図があって俺は使っていた。
「そうだな、しかし失礼ではないですか? 言いにくいが俺よりは年齢が高いでしょう?」
「失礼ではないさ。確かに私が年齢では圧倒的に高いだろう。エルフであるしな。だが、私は相手を認めて許可を出しているんだ。ならば別に失礼にあたらない。だろう? まぁそれは置いておこうか。今は魔物だ」
魔物に敬称? そんなのネタ以外で聞いたことないぞ? この世界では魔物にさんとか様を付けるとでも言うのか?
「ふむ。君は不思議そうな顔をしているな。ならば説明しよう。たとえばだ、凶暴なモンスターであるオーガ。『オーガが出たぞ』と言われれば、あの筋肉質で凶暴で凶悪なモンスターを思い浮かべてしまうだろう? だがオーガの後に『さん』を付けてみればどうだ? 『オーガさん』なんて、なんとなく良心的なモンスターのような気がしないか? そして強くは見えないだろう?」
「確かに……一理ある」
言われてみればそうだ、人を襲う肉食獣『クマ』だって『さん』を付ければ怖さは無くなって可愛く見える。今頭に浮かぶイメージも恐いクマじゃなくてデフォルメされた可愛いクマだ。蜂蜜すきそうなクマさんだ。かわいい。
え? 『クマさん』とかザコじゃないか?
「弱そうだな。なんだか余裕で勝てそうな気がしてきた……!」
「ああそうだ、勝てる気がするだろう。しかし……はぁ…………残念だ……その油断で命を落とした者がいくらいたことか……」
「っておい! なんでお前はこの話をしたんですか、油断させるためですか? お前は俺を殺したいの!?」
俺のつっこみを無視してアニエスは大きなため息をつき話を続ける。
「それにモンスターをさん付で呼ぶとは、変人だな。周りの冒険者に笑われるだろう」
「おーい。敬称大事って言ったのあんただよな! 駄目じゃねぇかこれただ俺が変人として見られるだけじゃないか! しかも最後死んじゃうし!」
大笑いしなが手招きするアニエス。
「君は反応してくれて面白いな、ほらおいでおいで、抱っこしてやろう」
「いかねえよ。俺はお前のおもちゃじゃねえよ!」
いかん……コイツのペースにのまれてしまってる。このままいても危険だ、部屋に戻って寝よう。
俺は酒を飲み干すと席を立ち、この場から逃れようとした。しかしそれは叶わなかった。
「まぁまてほら私が奢ってやる。ほら、ゆっくり飲もうじゃないか」
不意に俺の首に腕が回され体重をかけられた。そしてまた座らせられる。おい、てめぇのその豊満な脂肪の塊が俺の体にあたってるんだが、アン? 分かってんのか、ふざけんな。
「おい、よっぱらい。押しつけんな」
はっきり言おう。
お前のそれ気持ちいいんだよ、俺がおかしくなるからさっさとやめろ。
「何だもっとあててほしいのか? ほらほら」
ありがとうございます! ありがとうございます! あぁぁぁりぃぃがとうぅぅぅぅございまぁぁぁぁあす!!
ってちょっと待て、一瞬洗脳されかけた。ヤバい。何だあれは? あたたかくてやわらかくてどこか夢見心地で……新たな生物兵器か?
気持ちいな……もう少しだけ……。
そんな事を思いつつ顔を上げるとニーナと目が合った。彼女はそこらへんのゴミを見つめるような目で俺を見ている。
いかん。これはいかん。一週間かけて作り上げた硬派な俺のイメージが崩れ去ってしまう。ここはこの生物兵器をどかしてもらうようにハッキリ言わないと!
「おい……」
俺は口を開いた瞬間に、アニエスは柔らかいそれを強く押し当ててくる。
「やめ…………ぁあ……」
こ、言葉が出ない。
「んん? どうかしたのか?」
笑いを堪えるアニエス。クソが、今言うしかない。だけど右側からあの生物兵器が。
「ぁ、あのぅ。や、止めてください……」
「ん、さっきの威勢はどうした? 顔を真っ赤にして。ははは、最高のつまみをありがとう!」
クソがぁぁぁぁぁぁぁぁあああああっ。コイツ俺で遊んでやがる……。
「ちっ。テーブルの足に小指をぶつければ良いのに」
ようやく彼女の腕から解放された俺は、ブツブツ恨み事を呟くとニーナに酒のおかわりを頼んだ。ニーナは継続して冷たい視線を送っている。俺は耐えきれず顔をそらした。
「はは、んどうした? 言葉使いが汚くなったぞ?」
「もうお前に丁寧な言葉を使う気が失せただけだよ」
「ふふっそうか。まぁ、私がそう仕向けたのではあるがな」
そう言いながら少しだけ体をこちらに向けるアニエス。もう、逃げられないだろう。
「はぁーあ」
俺はため息を吐くとチーズを手に取ると口に入れる。
そして彼女の前にチーズの皿を差し出した。
彼女は嬉しそうにほほ笑むと、差し出された皿の上に乗っていたチーズを手にとり口に入れた。
「ヒビキはどこからここに来たんだ?」
「このあたりだよ。森に囲まれたド田舎さ」
「ふぅん? そうか。それにしてはずいぶんと頭がよさそうに見えるな」
この話題はヤバい、話を変えよう。『どこの村だ?』なんて詳しく聞かれたら答えられるわけがない。
「まぁ確かに計算とかには自信があるな。そう言えばアニエスは学者と言っていたな、なんの学者なんだ?」
急激な会話の方向転換であるが、訝しがらないで。それと頼むから出身は聞かないでくれ。
「ああ、植物の研究を主にしている」
「へぇ。そうなのか」
ほっと俺はため息を吐く。どうやら話をそらすことができたようだ。
「植物は、面白いぞ。綺麗で麗しくありながら、まるで麻薬のような匂いを放ち体中がとげに覆われている花。体を覆い尽くすほどの大きな葉っぱを持つ植物がいたり、人を丸飲みするような植物がいたりな」
「人を丸飲み……んだよそれ。こええ、蛇かよ……」
「蛇に近いだろうな。飲み込まれると内部で作られる強力な酸で体を溶かされるぞ」
すげぇ。この世界そんなのもあるの? 俺よくあの森で生きていたな……。もう一生森とかいかねぇわ!
「凄いだろう? だけどもっと凄い事も分かっている。ほぼすべての植物にはな、なんと光を吸収してエネルギーに変えるのだ」
「ああ、葉緑体のことか?」
驚いたような表情でアニエスは俺を見つめる。やべぇ、さっき馬鹿にされまくったからなんだか気分が良いぜ。
「…………良く知ってるな。では時期によって木の葉が赤くなる現象、これは知っているか」
「知ってるさ、紅葉だろ?」
と俺が言うと会話を聞いていたニーナが不思議そうな顔をした。なんか変な事を俺は言ってしまったのだろうか?
アニエスはグラスをあおるとつまらなそうに呟く。
「まぁ、知っている事は当然か。ならば紅葉の原理も知ってるか」
知っているわけがないだ……ん、まてよ? 聞いたことがあるかもしれん。俺は頭をフル回転させて、学生時代を思い出す。
そう、あれは生物の時間だ!
「ふん、当り前だろ。本来ならば最初から黄色い成分を持ってんだよ、葉緑体に邪魔されて見えないだけでな。んで寒くなると葉の葉緑素が分解されて黄色い部分が見えてくるんだろ? 赤いのはまた別で……説明が面倒くせえ」
「……ほほぅ。良く知ってるな。残念だ。知らなければ散々馬鹿にするつもりだったのだがな」
あっっっっっぶねぇぇぇ、たまたま知っていたから良かったものの……もう少しで馬鹿にされるところだったわ。ふぃーマジであぶねえ。生物の先生ありがとう。俺知ってるぜ、ちょっと背が低くてちょっとぽっちゃりしてるけれど、顔はまあまあ良いし面倒見のいい先生だったってな。授業中にポケ○ンしてごめんなさい。
「じゃぁ……」
「おいおい、あんま頭使う事は止めてくれよ。ハゲちまう」
俺がそう言うとアニエスは不思議そうな表情を浮かべた。
「ふさふさに見えるが?」
「それは一時的なものだ。俺は将来ハゲるんだよ」
未来の俺はそうだった。それは回避する事のできないフラグだ。それ以外だったらどんなフラグでも回避できると思うんだけどなぁ。




