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第12話

 「テツさん、アイルと街まで買い出しにいってきてくれませんか?」


 言葉を習って理解できるようになった頃ミュウにそう声をかけられる、ああ言葉がわかるって素晴らしい!


 「いいけど、何を何個買ってくればいい?」


 ここはしっかり聞いて間違ったのを買わないようにしないとな、そしてできる男をアピールしないとな!


 「ジャガイモと玉ねぎなんですけど量が足りなかったみたいでお願いできますか?」


 「了解、わかりました今夜あたりカレーかな?」



 俺がそう答えるとハテナマークを頭にうかべるミュウ、どうやらカレーという文化はこの世界にないようだった残念、いやいやこの地方にないだけで探せばあるかもしれないファイト俺!


 「すみません、そのカレー? というものはわかりませんが今日はジャガイモと玉ねぎのスープを作りたいと思います」


 そういうとミュウから幾らかの銅貨を渡される、お金を渡されるということはちょっとは信頼されているのかな俺。


 そしてそこへアイルが通りかかったので、一緒に買い出しに行く旨をつたえると、アイルが手を合わせて喜ぶ。


 「やったね、今日はテツと買い物デートだ!!」


 いやいやだからおまえ男じゃーん!!!


 心の中で特大のツッコミをする鉄平なのであった。


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― 新着の感想 ―
アイル君にはそちらのケがあるのですかね。カレーと見せかけてジャガイモスープとは。好物なのでカレー。私も肩透かしでした。今回もとても面白かったです。
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