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「あれが市役所だったな」
岩屋は曲がり角を曲がったところにある建物を見ながら、すぐ横に立っているスカイハルへと尋ねた。スカイハルも記憶をつなぎ合わせながらも、その通りだということを確認する。
「はい、間違いないです」
「昔はいい建物だったのに、今となってはまるで要塞だな」
以前、ソーリスの輸送の最後にここをおとずれたときのことを、岩屋はしみじみと思い出しながら言う。要塞というのはその通りの状態となっており、窓という窓からこちらを狙うように兵士が配置されており、ネズミ一匹はいらせないという強い意志と圧力を感じる。建物の前には二重のバリケードがあり、こちらにも兵士が配置されていた。




