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彼がふたを開け、ブリキ缶から記章を一つ取り出した。どうせそれしかないが、缶については岩屋へ再び手渡し、記章は壁際にあるくぼみへと押し当てる。すると、カチリと音がして、何かがはまり込んだような形になった。
「正しいもののようですね。ありがとうございます」
そしてハマったままで、思い切り記章を壁の中へえぐりこむようにさらに押し付けた。今度はガンガンガンと何かが叩かれるような音が響き渡る。これは壁の中で何かの装置が動いている証しだった。
彼がふたを開け、ブリキ缶から記章を一つ取り出した。どうせそれしかないが、缶については岩屋へ再び手渡し、記章は壁際にあるくぼみへと押し当てる。すると、カチリと音がして、何かがはまり込んだような形になった。
「正しいもののようですね。ありがとうございます」
そしてハマったままで、思い切り記章を壁の中へえぐりこむようにさらに押し付けた。今度はガンガンガンと何かが叩かれるような音が響き渡る。これは壁の中で何かの装置が動いている証しだった。