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「今回の騒擾の予定の分を作るのがやっとでして、爆発物はほぼ在庫は払底しています」
「……だとしたら打つ手がないな」
ほかに手があればなぁ、とフレッド董事は秘書からの報告を聞きながら、椅子に座りつつ、天井を見上げる。
「方々に送った間者からは何かないのか。よさそうな策は」
反政府組織の輸送部門、ということからソーリスはあちこちにスパイを送り込んでいる。間者はそういうスパイのことを指していた。
「今のところは何も情報はありません」
「そうか……」
どうしたものか、と相変わらずフレッド董事は天井を見上げていた。




