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「大変ですっ」
どたどたと特別市の役所を駆け抜け、地方主席の執務室へと職員の一人が駆け込んできた。地方主席はチラッと視線を飛び込んできた職員へと向けるだけで、黒板に書かれた何かを机において確認を続ける。
「なんだ」
「下で反乱がっ」
「反乱?」
ただならぬ言葉に、ようやく職員のほうをしっかりと見る。
「誰が、だ」
「わかりません。ただ周囲で爆発が起こり、民衆が防衛のために来ていた兵士を襲っています」
「ふむ、今この役所の中には何人いる?」
黒板のことは後回しにし、まず職員へと尋ねた。




