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ほんの20名ほどの小所帯ながら、その集まった面々の顔つきは精悍さがあり、なによりも闘志にあふれていた。マイクもメガホンもない。だが、隊長の声は、周りの喧騒よりはるかに大きく聞こえてきた。
「ここにいる者達、君らはここ果てるだろう。しかし、一人ではない。我らは一つの運命を受け入れた。すなわち、護神将軍閣下を守るという運命である。一人一人の力はいかに弱くとも、それが集まることによって、10倍にも100倍にも増すと私は信じている。では、最後の命令を下す。全軍、突撃せよっ」
瞬間、誰もが鬨の声をあげ、血気盛んに盛り上がった。




