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失われた日常  作者: イニシャルB
始まりの事件
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33/44

退屈な一日

 夏休み、それは学校で一番長い休暇。社会人にも休みを…‥‥‥

【これは数年前に起こった出来事です………】

 俺はリビングでテレビを見ていた。どうやら怖い話らしい、やることがないので見る事にした。

「おもしろそうな番組だな」

「初めて見るわ」

 いつの間にかアルスとコボルトがいつもの位置に座っていた。  ねえ、いつ来たの?超能力者?こいつら人間じゃないけど。

「おいおいいいのか?怖い奴だよ?トイレ行けなくなるよ?」

 俺は主にコボルトに向けて言った。

「怖がってどうするのよ、どうせ作り物だしもし本当の事だとしても盛ってるだけだもの…」

「現実的な事言わんといて……」

 やめて!テレビ業界頑張ってるんだから!!

────

───

──

【その後私は何事もなく過ごしています……】

 番組が終わった。いや……なんていうか……

「無駄な時間だった」

 なにあれ?幽霊がしょぼかったお…いい話の奴は良かった。

 アルスは考え事をしているようで険しい顔をしていた。コボルトはすやすや眠っていた。

「マンガ読もっと……」

 コボルトに毛布をかけ、読むマンガを探し始めた。

「何を読もうかな~……ん?」

 リビングにある本棚を漁っていると奥に黒いノートがあった。

嫌な予感がした。

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