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失われた日常  作者: イニシャルB
始まりの事件
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動き出す時

 「生徒会長が犯人?」

 アルスが俺の心を読んだ。もうこいつの前で考えるのはやめよう。

「どうしてそう思うんだ?」

 アルスは表情を変えずに質問をしてきた。どうしてって…決まっているてしょうが

 「マンガだと生徒会長が黒幕っていう設定があるからさ!」

「一度死ねよ」

 コボルトが恐ろしい言葉を発した。

「あんたマンガの読みすぎじゃない?もっと現実みなさいよ」

 いや、あんたらの存在事態が現実にはありえないんですが。という事は言えずじまい。

「いや、案外そうかもしれない」

少し考えてアルスが口を開けた。

「そもそもこの事件は奴らの仕組んだものだ」

「それもそうですね…」

 奴らと聞き、コボルトは納得したようだ。

「でもどうしてアグレスさんは僕らに解決して欲しいと言ったんだろう……」 

 あの時一瞬だけアグレスさんは真面目な顔をしていた。何か裏でもあるのだろうか。

「さあどうだか、ただ単に楽しんでいるだけだろ」

 アルスは呆れたように手を額につける。

 「まあ、取りあえず調べてみるか!」

 こうして俺たちの冒険が始まるのであった!


 3人の姿を空から眺めている2人がいた。1人はスポーツ狩り、もう1人は普通の髪型、そして両者とも長身である。

「で、どうするんだよアグレス。あいつらに任せて」

 1人の青年がアグレスに向かって問う。

「まあ、大丈夫よそれにあの子達を見つけたのは亮(とおる)ちゃんじゃないの」

 亮と呼ばれた青年は少し困った笑みを浮かべて答える。

「本当は苺花あたりに任せたかったんだけど、あいつらはあいつらで仕事ができてしまったようで、任せられるのは彼らになった。大丈夫かねぇ?」

 亮は心配していた。

「大丈夫よ彼らならきっとやってくれるわよ」

 アグレスは優しく答えた。

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