表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
失われた日常  作者: イニシャルB
始まりの事件
25/44

俺には関係ない

 事件の捜査というわけで、学校は午前で完全下校となった。

 皆は早々に帰る支度をし、午後の時間をどうするか友達と楽しそうに話している。

 俺も午後の時間を漫画やゲームをして有意義に過ごしますかっと……

「この事件を調べるぞ」

 白髪の青年、アルスが俺にそう言った。

「嫌だ」

 俺ははっきりと告げ教室を出た。どうしてそんな事をしなければいけないんだ。


 校門前まで行くと、最近見かけなかったアルスの従兄弟のコボルト・ラーがいた。

「うっす、何やってるんだ?てかお前中学生だったのか」

 彼女は中学の制服を着ていた。どうりで小柄な訳だ。

「ねえ、不可解だと思わない?」

「何がだ?」

「この事件の事だ」

 コボルトと俺に追いついたアルスにはさみ打ちにされた。

「いいよ、俺には関係ないし」


「関係あるかもしれないわよぉ」

「「「っ!?」」」

 ただならぬ気配を突然俺達に感じさせた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ