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失われた日常  作者: イニシャルB
始まりの事件
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アグレス・グレー

「はぁい、初めまして~」

 俺達の前に突如現れたのは、坊主頭で背の高く、やけに露出の多い服を着ている男性だった。

「お前がエンドワールドの住民か!!」

「おや、ご名答。ワタシの名前はアグレス・グレーよ♡」

 俺は、いろいろな引き延ばしは嫌なので素早く話を進める。

「早く世界を元に戻せ!」

 本題、はやく元の世界にしておくれよ!

「それは無理よぉ~」

「どうしてだ!」

「それはぁ‥‥」

 アグレスはそこまで言うと視線をアルス達に向けた。

「あなた逹お2人がよく理解しているんじゃないのぉ?」

 2人が天上界の住民である事が分かっているようで、ニコニコしながら質問を振る。

「ああ、現実の世界を架空の世界にする事は難しくない、しかし」

 アルスに続いてコボルトが

「作り出した世界から一気に現実の世界に戻すのはかなり危険」

 真面目に答えた。

「危険?どうなるんだ?」

「世界が現実と架空の差に耐えられなくなり、爆発する」

「地球のメンタル弱すぎだろ!!……ゆっくり戻していくとどのくらいかかるの?」

 一気には無理なら、ちょっとずつ戻していいばいいじゃない!

「およそ100年……」

「100年!?」

 長すぎる………

「本題入っていいかしら?」

 アグレスは話を切り替えて、

「この学校の事件を解決してくれないかしら?」

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