表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
失われた日常  作者: イニシャルB
始まりの事件
23/44

事件の始まり

 夜も更け、誰も居ない校舎に損壊音が響きわたる。飛び散ったガラスの破片が月の光を照らす。

「もうやめようましょうよ……こんなことしたって意味がなのよ!どうして……こんな事するの?」

「どうしてって、楽しいからに決まってんだろ?」

 暗闇に声が響く。悲しみを訴える声と、快楽に満ちている声の2つ。

「そんなにやめてほしいならアタシに協力しなければいいだろ?」

「それはそうだけど……」

 気の強い女の声が躊躇わせた。

「誰か居るのか!?」

 ガラスの音を聞きつけ、警備員が走ってくる。

「警備の人が来たわ、行きましょう!!」

「いや、もう遅いな」

 逃げようとした時にはもう遅く懐中電灯で照らされていた。

「おい!そこで何をしている!!」

 警備員は不審者を捕まえようと近づく。

「何をしようが自由だろうが!!」

「うっ!!」

 そう言放った瞬間、警備員は騒音と供に倒れた。

「やべー、やりすぎたか逃げるぞー」

「え?ちょっとまちなさい!!」

 そこには声の主の姿はなく苦しそうに倒れている警備員だけだった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ