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失われた日常  作者: イニシャルB
学園での開幕
21/44

2つ目、なぜこんな事をしている?

「なぜこんな事をしている?」

 俺は疑問をそのままぶつけた。

「それは……」

 外塚は少し焦っているようで目線が至る所に飛んでいた。どんな理由だ?これをしないと会社が潰れるのか?

「思いつき……」

 ………………ん?

「思い……つき?」

「うん……」

 俺の問いに頷いて、外塚は

「私の両親とここの学園長が友達で、3人の思いつきでこうなった」

 さらに訳の分からない事…を、思いつきで男性としてここに入った。1人の少女にとって辛すぎだろ‥‥。

「でもこの格好は好きだよ!」

 そう言って外塚は胸を張って元気に言った

「楽しそうでなによりだ、訳が分かった。帰る」

 俺は全ての真相が分かり、終わりだ終わり。

「あれ?3つ目は?」

 外塚からそんな事を聞いてきた。

「あ?ああいいよ。考えてなかったし、これでおしまい」

 俺は彼女にそう言い帰ろうとした。

「おしまい……ね」

 外塚は笑みを浮かべ、こちらに来る。やばい!と思ったがそれも遅く、俺の腹に激痛が走った。

 「ぐっ!!」

俺は崩れ落ち、うずくまる………隙なんて与えてくれない。外塚は俺の襟首を掴んで俺を無理やり起こした。

「よくもやってくれたじゃない!怖かったんだからね…!!」

 て、ていこうできない………っ!!

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