最終章 おまけ:音和ファーストアルバム「REN」(れん)公開やで!
「ついに、ついにこの時がきたで!な、なんと音和の、ファーストアルバムが出たんや!」
「……」
「音和ワールド、ノンストップやで!アルバムタイトルは……『REN』(れん)!」
「……」
「なっ、なんで浩太、黙っとんねん。嬉しいやろ? なんで殻ん中に閉じこもってんねん」
「……」
「サブタイトルもカッコええんやで。『恋・蓮・怜』。全部『れん』って読むんや」
「……」
「で、そこに込められた意味が、もう、泣けるんや!
『恋』は、まあ一番わかりやすい情熱やな。
『蓮』、これがいかすんや。花言葉は『離れゆく愛』、仏教では『清廉潔白』。イメージは『逞しさ』や。
『怜』には『賢さ』とか『情け深さ』があってな、ちょっと『大人の毒』って感じやろ?
スゲーんやで。ほんま最高や。全部合わせると、『汚れも綺麗も含めた、恋の温度のアルバム』っていう意味やねん!」
「音和、誰と話してるんだ……」
「あ、あれ……? まさか……浩太、いつからいたんや?」
音和は、道で拾ったカタツムリに、沖縄の環境省レッドリストでダントツの絶滅危惧種『アマノヤマタカマイマイ』と名付けてペットにしている。どうやら、告知の練習をそのカタツムリに向かって熱心に語りかけていたらしい。
「ずっと後ろにいたけど……」
「っ……!」
「音和、頭から湯気出てるぞ」
「はっ、『ケトルにつけへん嘘』や!」
「……ということで。音和にはアルバムの説明は無理そうなので、山本浩太が引き継ぎます」
【収録曲リスト】
01:スイカ
…最も“軽くて瑞々しい”恋の入り口。音和の世界観へ誘うイントロダクション。
02:キミ依存症
…恋が加速し、依存の匂いがほんのり漂う時期。
03:マンネリごっこ
…倦怠の兆しと、心地よい甘さの混在。
04:安っぽいカーテン
…同棲感・生活感が濃くなる“はじまりの終わり”。
05:ズルいわ、それ!
…初めて訪れる不信と苛立ち。物語の転換点。
06:ペット扱いすんなよ、って話
…対立が表面化し、感情の棘が立ち始める。
07:ケトルにつけへん嘘
…嘘、すれ違い、未練の兆し。アルバムの“傷入り始めゾーン”。
08:手首の横に歯型つけたった
…感情の爆発。アルバムの最初のピーク。怒り・愛・支配が混ざり合い、世界観が最も濃くなる。
09:真夏の深海魚
…嵐のあとにくる“沈む時期”。静かで苦い、深海のような一曲。
10:洗濯機に放り込む恋の記憶
…忘れようとしても、洗っても落ちない記憶。整理しようとする意志の芽生え。
11:古着屋の黄色いコート
…整理しきれなかった感情の残像。忘れなくても生きていけると知るための曲。
12:恋の痕と跡と後
…余韻、痛み、痕跡。それらを抱えたまま前を見る、最終曲への助走。
13:更やけど君やったんや
…アルバムの答え。再解釈された愛。『REN』というテーマの終着点として完璧なラスト。
「……というように、 出会い → 依存 → 倦怠 → 亀裂 → 嘘 → 爆発 → 沈没 → 浄化 → 気づき(再生) という“恋の螺旋”を描いています」
「さ、さすが浩太! ってことで、『音和ファーストアルバム「REN」= 恋・蓮・怜』をよろしくな!」
-----------------------------------------------------------------------
<YouTubeで音和ファーストアルバム「REN」公開開始>
音和だよ! 起きたら音和、昼も音和、夜も音和。
音和ワールド・ノンストップやで! 私の写真に苦情はなしやで!
適当な写真もあるけど、「不細工」とか言わんといてや。泣いてまうから。
YouTubeアドレス:https://youtu.be/QRzzwgV4OVg
-----------------------------------------------------------------------
作者より:
新しい創作の形として、自作の歌詞をAIで曲にしてみました。
苦手な方はスルーしていただいても、小説本編には全く影響ありません。
作品の奥行きを感じたい方は、ぜひ聴いてみてください。




